ドローン買ってみようかと考えているんだけど、どれがいいのかな?
初めてで全然わかんないから、わかりやすく教えてほしいな!
ドローンは、今とても人気でいろんな場所で使われています。
特に、カメラがついたドローンは、簡単に空中から写真や動画を撮ることができるので大人気。
ただし、たくさんの種類があって、初めて選ぶときは迷う人もいるでしょう。
今回は、カメラ付きドローンに焦点を当てて、おすすめのモデルを選んでみました。
さらに、選び方も解説しているので参考にしてください。
カメラ付きドローンとは?
カメラ付きドローンは、小さな飛行機のことで、その中にカメラがついています。空中や水上を飛びながら写真や動画を撮ることができます。
地上からは、撮りづらい風景や出来事を記録することが可能。また、人の目線と同じ高さで飛んで撮影したり、走っている自転車やランナーを追いかけることもできます。
ドローンはとても軽くて小さいので、人が入れない場所に飛ばして写真や動画を撮ることもできるのもポイント。趣味として楽しむだけでなく、産業や災害時など、いろいろな場面で役立っています。
初めて使う人でも手ごろな価格のドローンも普及しているので、選択肢が増えているのも魅力です。
ドローンの操縦に資格や免許は必要?申請がいる場合とは?
日本では以前、ドローンの民間の資格しかなく、公式の資格はありませんでした。しかし、2022年12月5日から、国家資格である「無人航空機操縦者技能証明制度」が始まりました。
この制度では、有人地域で目視外で飛行できる「一等資格」と、無人地域で目視外で飛行できる「二等資格」に分かれています。
国家資格が始まったとはいえ、人の少ない場所で昼間に目視できる範囲内で飛ばす場合は、従来通り特別な資格は必要ありません。ただし、いくつかの点には注意が必要です。
例えば、人や物との距離が30メートル未満で飛行する場合や夜間飛行、人が集まる地域で飛行する場合は、国土交通省に飛行の許可を申請する必要があります。
また、2022年6月20日に改正航空法が施行され、ドローンの本体とバッテリーの合計重量が100グラム以上の場合は、登録手続きが必要となりました。登録されたドローンを飛ばす場合、一部の例外を除いて、機体の情報や高度、速度を発信する「リモートID機器」を搭載することも義務付けられています。
カメラ付きドローンの選び方
カメラの画質をチェック
ドローンにはカメラがついていて、その画質はドローンのモデルによって違います。キレイな画像が撮れるものを探すときは、画質の解像度をチェックしましょう。
例えば、空撮の動画をキレイに撮りたいなら、3840×2160の4K画質がおすすめです。この画質だと、風景や被写体が高精細でリアルな感じで撮れます。予算を抑えたい場合は、次に高画質な1920×1080のフルHDモデルもチェックしてみてください。
ただし、長時間高画質な動画を録画する場合は、メモリ不足に気をつけなければなりません。画素数が多いほど、ファイルのデータ容量も大きくなります。
ですので、十分な容量のメモリを使うことが大切です。また、万が一のために、予備のメモリも用意しておくと安心です。
小型なモデルがほしいならサイズをチェック
もし、使いやすいドローンを探しているなら、小さいサイズのドローンを見てみましょう。小さいドローンは「トイドローン」と呼ばれています。
初めてドローンを買う人や子供たちが練習するのにぴったりです。持ち運びも簡単な手ごろなモデルを見つけることができますよ。
重要なポイントは、重さが100g以下のモデルは新しい航空法の制限を受けないことです。最近では、小さくても性能が高いドローンも、手ごろな価格で手に入れることもできますよ。
飛行可能時間をチェック
ドローンを長い時間楽しむためには、飛行時間も確認してみましょう。特に、たくさん撮影するとバッテリーが早くなくなることもあります。
一般的なドローンの飛行時間は約10~30分ほどですので、空中撮影中にバッテリーが切れてしまうこともあります。大きなバッテリーを搭載したモデルほど、長時間飛行できることがありますが、そのデメリットとして重くなってしまいます。
改正された航空法の規制の対象となる100gを超えてしまうこともあります。軽くてコンパクトなモデルで長時間飛行を楽しみたい場合は、予備のバッテリーを用意しておくことがおすすめです。
また、急にバッテリーが切れてしまうことに備えて、大容量のモバイルバッテリーやポータブル電源を用意しておく方法もあります。
操作方法をチェック
ドローンを初めて買うときは、使い方を確認しましょう。ドローンの向きに関係なく、自分から見て前後や左右をキープできる「ヘッドレスモード」と「オリエンテーションモード」がついているモデルがおすすめです。
これなら、進みたい方向に送信機のスティックを動かすだけで、直感的にドローンを操作できます。
ドローンの初心者には、自動で「ホバリング」という難しい技術を行うモデルも注目です。高度センサーやGPSを使って、ドローンは空中で位置を自動的に把握し、停止します。
特に、上空で撮影するときにドローンを停めて集中的に撮影したい場合に役立つので、ぜひチェックしてみてください。
便利な機能をチェック
自動追尾機能
障害物を感知するセンサーがついているドローンは、初心者の人でも安心して飛ばすことができます。なぜなら、ドローンが自動的に障害物を検知して避けることができるからです。
これによって、ドローンが他の物にぶつからないだけでなく、周りの人やものの安全も守ることができます。いくつかのセンサーがついているモデルは、さまざまな方向からの障害物を検知することができるので、注目されています。
また、送信機との接続が途切れたり、バッテリーがなくなったりしてドローンが落ちることを防ぐ「フェールセーフ保護機能」も重要です。この機能は、ドローンが飛行中に何か問題が起きた場合に、自動的に危険を回避する仕組みです。自動的にドローンを元の場所に戻したり、緊急着陸させたりすることができます。
障害物検知・落下防止機能
カメラ付きドローンには障害物センサーがついており、初心者の操縦するのをサポートしてくれます。ドローンが障害物を感知すると、自動的にそれを避けることができるのです。
これより、ドローンがぶつかったり壊れたりすることを予防できるだけでなく、周りの安全も守ることも。さらに、複数のセンサーを備えたモデルでは、さまざまな方向の障害物を検知することもできるので注目されています。
また、送信機との接続が途切れたり、バッテリーが切れたりした場合には、落下を防ぐための「フェールセーフ保護機能」も要チェック。これは飛行中に何か異常が起こった時に、危険を避けるためのシステムです。自動的にドローンを元の場所に戻したり、緊急着陸を行ったりすることができます。
GPS機能
カメラ付きドローンには、GPS機能がたくさん備わっています。GPSは、現在の位置情報(緯度や経度など)を測定して、正確で安全な飛行を支援します。
ドローンは、あらかじめ設定したルートを自動で飛ぶことや、電波の届かない場所で自動的に帰ってくることができます。また、上空で一定の高さを保ちながら待機する「自動ホバリング」にも役立つ機能です。
ただし、山間部や障害物の多い場所では、GPSの受信状況に注意が必要です。突然、GPSの受信が途切れてしまうと、ドローンがぶつかったり落ちたりする危険が高まります。
初心者でも操作しやすい自動帰還機能
安全な飛行には、自動帰還機能が役立ちます。これは「リターントゥホーム(RTH)」や「ゴーホーム」とも呼ばれ、ドローンが飛んでいる場所から自動的に操縦者のいる場所に戻ってくる機能です。
特に、ドローンの操作に慣れていない初心者の人におすすめです。もしも操縦が難しくなったり、ドローンを見失ってしまった場合でも、ボタンをひとつ押すだけで自動的に戻ってくるので安心です。
中には、バッテリーが少なくなったり、送信機との電波の状態が悪くなったりすると自動的に自動帰還機能が作動するモデルもあります。もっと安全性を重視したい場合は、そういったモデルを選んでみると良いでしょう。
人気ドローンランキング8選!
人気のドローンランキングです。
ランキングは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの各ECサイトの売れ筋ランキングをもとにして順位つけしました。
商品 | 画像 | ポイント | 操作のしやすさ | 映像のきれいさ | 縦 | 横 | 高さ | 重量 | 飛行時間(公称値) | 充電時間 | 最大飛行距離 | 対応OS | 動画解像度 | スマホ対応 | FPV対応 | 高度維持機能 | GPS・GLONASS | 障害物検知機能 | 自動追尾機能 | ヘッドレス機能 | ワンキー操作 | ジェスチャーコントロール | 自動帰還機能 | 折りたたみ | 技適マーク |
1位 DJIMAVIC Air 2 | 高い安定性で妥協のない撮影ができる。自由度の高いベストバイ | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | 縦183mm | 横253mm | 高さ77mm | 570g | 約34分 | 未公表 | 18500m | iOS 11.0以降,Android 6.0以降 | MP4形式:3840×2160p、60fps | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◯(帰還・離着陸) | – | ○ | ○ | ○ | |
2位 PowerVisionPowerEgg X | オプションが豊富でさまざまなシーンで活躍する近未来的ドローン | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | 縦165mm | 横100mm | 高さ100mm | 522g | 約30分 | 未公表 | 不明 | iOS 10.0以降,Android 5.0以降 | MP4/MOV形式:3840×2160p | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◯(帰還・離着陸) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3位 DJIDJI Mini 2 | ジンバル搭載の軽量モデル。199gとコンパクトで手軽に楽しめる | (4.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | 縦159mm | 横202mm | 高さ55mm | 199g | 約18分 | 未公表 | 10000m | iOS 10.0以降,Android 6.0以降 | MP4形式:3840×2160p、30fps | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○(帰還・離着陸) | – | ◯ | ○ | ○ | |
4位 ParrotANAFI | 操作は簡単で安定性も問題なし。映像は鮮明ながら柔らかな印象 | (4.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | 縦175mm | 横240mm | 高さ65mm | 320g | 約25分 | 1.5時間 | 4000m | iOS 8.0以降,Android 4.3以降 | 4096×2160p、24fps | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◯(帰還・離着陸) | – | ○ | ○ | ○ | |
5位 Holy Stoneカメラ付きドローン | 映像にはややブレを感じるが、飛行は安定しており操作しやすい | (3.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | 縦336mm | 横370mm | 高さ56mm | 460g | 約26分 | 約300分~420分 | 999m | iOS 8.0以降,Android 5.0以降 | AVI形式:3840×2160p | ○ | ○ | ○ | ○ | – | ○ | ○ | ◯(着陸・離陸) | – | – | ○ | ○ | |
6位 G-Force(ジーフォース)SKYHIGH | 映像はのきれいさはまずまずだが、高度は維持しやすく操作は簡単 | (3.5 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | 縦180mm | 横218mm | 高さ58mm | 185g | 約18分 | 約150分 | 100m | iOS 8.0以降,Android 4.2以降 | MP4形式:2048×1152p | ○ | ○ | ○ | ○ | – | – | ○ | ◯(着陸・離陸) | – | – | ○ | ○ | |
7位 Holy Stoneカメラ付きドローン | 映像のブレは強いが、交換用バッテリー付属でロングフライト可能 | (3.5 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | 縦360mm | 横300mm | 高さ70mm | 200g | 約22分 | 約150分 | 350m | iOS 8.0以降,Android 5.0以降 | 2048×1080p | ○ | ○ | ○ | ○ | – | ○ | ○ | ◯(帰還・離着陸) | – | ○ | ○ | ○ | |
8位 ジーフォースINGRESS BEYOND | 高度維持が苦手でフラつく印象。映像はFPV用としてなら楽しめる | (3.5 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | 縦174mm | 横164mm | 高さ54mm | 196g | 約13分 | 約150分 | 300m | iOS 7.0以降,Android 4.1以降 | MP4形式:1920×1080p | ○ | ○ | ○ | ○ | – | ○ | ○ | ◯(帰還・離着陸) | – | ○ | ○ | ○ |
1位:MAVIC Air 2
高い安定性で妥協のない撮影ができる。自由度の高いベストバイ
大きなドローンメーカーであるDJIの「MAVIC Air 2」は、ドローンシェアの7割を持っています。この商品はMavicシリーズの中でも中くらいのサイズで、4K動画を撮影することが可能。
最長で34分間も飛行できるため、撮影の自由度が高いと言えるドローン。ただし、航空法によって制約があるため、飛行する場所には注意が必要です。
飛行は風の影響を受けずに安定して飛行することができます。離陸や着陸もワンキーで簡単に行えますし、微細な操作はあまり必要ありません。
ドローンは空中で一定の位置にとどまることができ、水平に飛ぶことができます。操作に慣れていなくても簡単に飛ばすことができるでしょう。
また、このドローンの映像のクオリティも高く評価されています。3軸ジンバルが搭載されており、映像がほとんどブレません。
解像度も優れており、葉っぱが揺れる様子や遠くにいる人の表情など、細かい部分までくっきりと映し出すことができます。色合いも自然で、YouTubeやテレビ番組で見るような滑らかな映像を撮影することができますよ。
今回は評価の対象外ですが、映像処理の技術も魅力のひとつ。夕焼けや夜間など、撮影するシーンに合わせて画像を最適化することができます。
非常に安定性が高く、高品質な映像を描写する能力を持っているので、初心者から上級者まで空撮を楽しみたい人には最適なアイテムと言えるでしょう。
縦 | 縦183mm |
---|---|
横 | 横253mm |
高さ | 高さ77mm |
重量 | 570g |
飛行時間(公称値) | 約34分 |
充電時間 | 未公表 |
最大飛行距離 | 18500m |
対応OS | iOS 11.0以降,Android 6.0以降 |
動画解像度 | MP4形式:3840×2160p、60fps |
スマホ対応 | ◯ |
FPV対応 | ◯ |
高度維持機能 | ◯ |
GPS・GLONASS | ◯ |
障害物検知機能 | ◯ |
自動追尾機能 | ◯ |
ヘッドレス機能 | ◯ |
ワンキー操作 | ◯(帰還・離着陸) |
ジェスチャーコントロール | – |
自動帰還機能 | ◯ |
折りたたみ | ◯ |
技適マーク | ◯ |
2位:PowerEgg X
オプションが豊富でさまざまなシーンで活躍する近未来的ドローン
産業用や水中用ドローンの研究開発を行っているPowerVisionの「PowerEgg X」。オプションパーツを使うことで水面に着陸したり、雨の中で飛ぶことができます。
飛行時間は最大30分で、4K動画の撮影も可能。重さは522gで航空法の制約があるため、飛ぶ場所やルールには気を付けなければなりません。
このドローンは指の操作を細かくしなくても一定の位置に留まり続けることができ、とても安定しています。反応が少し鈍いと感じる場面もありますが、風に流されることなくスムーズに飛ぶことができます。最初は飛行スピードが速いので、慣れるまでは注意深く操作しましょう。
また、映像のクオリティも高く評価されています。3軸ジンバルが搭載されているため、飛んでいる最中でも傾きやブレが映像に影響しません。
素早い動きをしても映像はブレず、最大限に撮影を楽しめます。解像度も優れており、明暗の差がはっきりとした奥行きのある映像を撮影することができます。
こ卵型の本体は羽を外してハンディカメラとして使用も可能。また、雨の中でも飛ぶことができるのはこのドローンだけの特徴です。
縦 | 縦165mm |
---|---|
横 | 横100mm |
高さ | 高さ100mm |
重量 | 522g |
飛行時間(公称値) | 約30分 |
充電時間 | 未公表 |
最大飛行距離 | 不明 |
対応OS | iOS 10.0以降,Android 5.0以降 |
動画解像度 | MP4/MOV形式:3840×2160p |
スマホ対応 | ◯ |
FPV対応 | ◯ |
高度維持機能 | ◯ |
GPS・GLONASS | ◯ |
障害物検知機能 | ◯ |
自動追尾機能 | ◯ |
ヘッドレス機能 | ◯ |
ワンキー操作 | ◯(帰還・離着陸) |
ジェスチャーコントロール | ◯ |
自動帰還機能 | ◯ |
折りたたみ | ◯ |
技適マーク | ◯ |
3位:DJI Mini 2
ジンバル搭載の軽量モデル。199gとコンパクトで手軽に楽しめる
このドローンは重さが199gでとても軽量ですが、最大で18分間飛ぶことができますし、4K動画も撮影できます。
また、このドローンは折りたたむことができるので、持ち運びにも便利。アウトドアで特別なアングルの写真を撮るのにもぴったりですよ。
使いやすさに関しては、とても評価が高いです。離陸や着陸がとても安定しており、高度もしっかりとキープすることができます。
ドローンは軽いですが、風に流されることはありません。風が少し吹いても大丈夫で、操縦ができますよ。
また、映像の品質もとても評価が高いです。ドローンには3軸のジンバルがついていて、飛んでいるときの揺れや振動を気にすることなく、スムーズな映像を撮影できます。
画質や色も問題なく、木々の揺れや遠くの人の表情までしっかりと映し出すことも可能。YouTubeでの撮影にもぴったりですよ。
持ち運びに便利な小ささと高品質な撮影能力を兼ね備えているので、200g以下の軽いドローンを探している人にとって、このモデルは選ぶべき有力な選択肢となるでしょう。
縦 | 縦159mm |
---|---|
横 | 横202mm |
高さ | 高さ55mm |
重量 | 199g |
飛行時間(公称値) | 約18分 |
充電時間 | 未公表 |
最大飛行距離 | 10000m |
対応OS | iOS 10.0以降,Android 6.0以降 |
動画解像度 | MP4形式:3840×2160p、30fps |
スマホ対応 | ◯ |
FPV対応 | ◯ |
高度維持機能 | ◯ |
GPS・GLONASS | ◯ |
障害物検知機能 | ◯ |
自動追尾機能 | ◯ |
ヘッドレス機能 | ◯ |
ワンキー操作 | ◯(帰還・離着陸) |
ジェスチャーコントロール | – |
自動帰還機能 | ◯ |
折りたたみ | ◯ |
技適マーク | ◯ |
4位:ANAFI
操作は簡単で安定性も問題なし。映像は鮮明ながら柔らかな印象
このドローンはとても小さく、重さは310gで、ペットボトルのサイズに折りたたむことができます。最長で25分間飛ぶことができて、4Kの動画を撮影することのも可能。ただし、航空法には気を付けないといけませんので、飛行する場所には注意しましょう。
飛行は安定して離陸したり着陸したりし、空中にとどまることも簡単です。風が強いときは少し揺れることもありますが、デフォルトの飛行速度や旋回速度はゆっくりめなので、初心者でも飛ばしやすいです。
映像に関しては、ドローンには3軸のジンバルが付いていて、映像の安定性が良いです。解像度も鮮明で、でもあまりシャープ過ぎず、柔らかい感じの映像が撮影できます。また、カメラは上から下まで180°まで動かすことができるのがこのドローンの特徴です。
使用感はDJI Mini 2に似ていますが、ANAFIは航空法の規制対象外なので、手軽に使えるところがメリット。カメラの動きの自由度やデザインなど、重要な点によっては、十分に使えるアイテムです。
縦 | 縦175mm |
---|---|
横 | 横240mm |
高さ | 高さ65mm |
重量 | 320g |
飛行時間(公称値) | 約25分 |
充電時間 | 1.5時間 |
最大飛行距離 | 4000m |
対応OS | iOS 8.0以降,Android 4.3以降 |
動画解像度 | 4096×2160p、24fps |
スマホ対応 | ◯ |
FPV対応 | ◯ |
高度維持機能 | ◯ |
GPS・GLONASS | ◯ |
障害物検知機能 | ◯ |
自動追尾機能 | ◯ |
ヘッドレス機能 | ◯ |
ワンキー操作 | ◯(帰還・離着陸) |
ジェスチャーコントロール | – |
自動帰還機能 | ◯ |
折りたたみ | ◯ |
技適マーク | ◯ |
5位:カメラ付きドローン|HS720
映像にはややブレを感じるが、飛行は安定しており操作しやすい
Amazonを中心に販売を行っているHoly Stoneの「カメラ付きドローン」。このドローンは、最大で26分間飛行することができて、4K動画を撮影することも可能です。ドローン自体は結構大きくて、重さは460gあります。航空法による制限があるので、使う場所やルールを守る必要があります。
飛行は、風の影響を受けずに高い位置をキープでき、離陸や着陸も安定しており、スムーズに飛ばすことができます。ただし、旋回するときに操作がうまく反応しないことも。操作のしやすさについては、まあまあの結果です。
また、映像のきれいさに関しては、そこそこの結果でした。解像度や色合いに問題はなく、人の表情や細かい描写も撮影できます。ただし、ジンバル(カメラを安定させる装置)がないため、飛行中の傾きや振動が映像に少しブレが生じます。
それでも、ちょっとした空撮を楽しみたい人には、このドローンを選ぶことができるでしょう。
縦 | 縦336mm |
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横 | 横370mm |
高さ | 高さ56mm |
重量 | 460g |
飛行時間(公称値) | 約26分 |
充電時間 | 約300分~420分 |
最大飛行距離 | 999m |
対応OS | iOS 8.0以降,Android 5.0以降 |
動画解像度 | AVI形式:3840×2160p |
スマホ対応 | ◯ |
FPV対応 | ◯ |
高度維持機能 | ◯ |
GPS・GLONASS | ◯ |
障害物検知機能 | – |
自動追尾機能 | ◯ |
ヘッドレス機能 | ◯ |
ワンキー操作 | ◯(着陸・離陸) |
ジェスチャーコントロール | – |
自動帰還機能 | – |
折りたたみ | ◯ |
技適マーク | ◯ |
6位:SKYHIGH|GB030
映像はのきれいさはまずまずだが、高度は維持しやすく操作は簡単
日本に拠点を置きラジコン製品の輸入販売を行っているジーフォースの「SKYHIGH」。この商品は、折りたたむことができて、専用のキャリングケースもついていて、持ち運びに便利です。
重さは185gで、小さいけれども2Kの動画を撮ることができます。撮った動画はスマホのアプリに保存可能です。
飛行は高度を維持するのは簡単、コントローラーも操作しやすく、比較的簡単に操縦できます。ただし、この軽い機体は風の影響を受けやすく、風に流されることがあります。
そのため、評価は普通程度。風速が1m以下の日なら問題なく楽しむことができるでしょう。
また、映像のきれいさについても普通程度です。画質は悪くないですが、少しコントラストが弱く、白く飛んだ映像になります。
また、ジンバル(カメラのブレを防ぐ装置)はついていないので、映像がブレやすく感じられます。しっかりしたタイミングで静止画を撮る分には、問題ありません。
縦 | 縦180mm |
---|---|
横 | 横218mm |
高さ | 高さ58mm |
重量 | 185g |
飛行時間(公称値) | 約18分 |
充電時間 | 約150分 |
最大飛行距離 | 100m |
対応OS | iOS 8.0以降,Android 4.2以降 |
動画解像度 | MP4形式:2048×1152p |
スマホ対応 | ◯ |
FPV対応 | ◯ |
高度維持機能 | ◯ |
GPS・GLONASS | ◯ |
障害物検知機能 | – |
自動追尾機能 | – |
ヘッドレス機能 | ◯ |
ワンキー操作 | ◯(着陸・離陸) |
ジェスチャーコントロール | – |
自動帰還機能 | – |
折りたたみ | ◯ |
技適マーク | ◯ |
7位:カメラ付きドローン|HS175
映像のブレは強いが、交換用バッテリー付属でロングフライト可能
公式サイトやAmazonを中心に販売を行っているHoly Stoneの「カメラ付きドローン」。このドローンには交換用のバッテリーが2つ付いており、最長で66分の長時間飛行ができます。
動画撮影は2Kに対応していますが、重さが200gで航空法の制限があります。ですから、ドローンを使う際には飛行場所を確認し、ルールを守りましょう。
ドローンの操作はそこそこ簡単。ただ、高度を維持するのが難しく、旋回するとどんどん高度が下がってしまいました。
また、着陸の精度も悪く、何度かバウンドしてしまいます。その結果、目標の場所から大きくずれてしまうことも。慣れるまで、注意深く操作しましょう。
さらに、映像のクオリティについても評価はふつう程度です。解像度は良く、葉っぱの揺れや人の表情もはっきりと映し出せますが、ジンバル(カメラの振動防止装置)がないために映像がブレてしまいます。
滑らかな映像を撮影するには少し力不足のようですが、静止画の撮影なら安定したタイミングで行うことができます。
縦 | 縦360mm |
---|---|
横 | 横300mm |
高さ | 高さ70mm |
重量 | 200g |
飛行時間(公称値) | 約22分 |
充電時間 | 約150分 |
最大飛行距離 | 350m |
対応OS | iOS 8.0以降,Android 5.0以降 |
動画解像度 | 2048×1080p |
スマホ対応 | ◯ |
FPV対応 | ◯ |
高度維持機能 | ◯ |
GPS・GLONASS | ◯ |
障害物検知機能 | – |
自動追尾機能 | ◯ |
ヘッドレス機能 | ◯ |
ワンキー操作 | ◯(帰還・離着陸) |
ジェスチャーコントロール | – |
自動帰還機能 | ◯ |
折りたたみ | ◯ |
技適マーク | ◯ |
8位:INGRESS BEYOND|GB170
高度維持が苦手でフラつく印象。映像はFPV用としてなら楽しめる
日本に拠点を置きラジコン製品の輸入販売を行なっているジーフォースの「INGRESS BEYOND」。この製品は196gと比較的軽く、専用のキャリングケースを使えば持ち運びが便利です。フルHDの動画撮影もできて、microSDカードを使わずに直接スマホに保存できます。
飛行は高度の維持が難しく、風の影響を受けやすいです。前に進むだけの操作でも高度が上下し、少し不安定で、評価としてはまずまずのレベル。しかし、スティックの操作に対する反応は問題ありませんので、風のない日に飛ばすことをおすすめします。
また、映像のきれいさに関しても評価はイマイチ。ジンバルがないため、飛行中の傾きが映像に影響してブレてしまいます。画質もコントラストが弱く、奥行き感が少ない映像になります。
スマホでリアルタイムの飛行映像を楽しむには十分な性能ですが、撮影用としては他の商品に比べると劣ってしまう結果となりました。
縦 | 縦174mm |
---|---|
横 | 横164mm |
高さ | 高さ54mm |
重量 | 196g |
飛行時間(公称値) | 約13分 |
充電時間 | 約150分 |
最大飛行距離 | 300m |
対応OS | iOS 7.0以降,Android 4.1以降 |
動画解像度 | MP4形式:1920×1080p |
スマホ対応 | ◯ |
FPV対応 | ◯ |
高度維持機能 | ◯ |
GPS・GLONASS | ◯ |
障害物検知機能 | – |
自動追尾機能 | ◯ |
ヘッドレス機能 | ◯ |
ワンキー操作 | ◯(帰還・離着陸) |
ジェスチャーコントロール | – |
自動帰還機能 | ◯ |
折りたたみ | ◯ |
技適マーク | ◯ |
まとめ|雨の日や風が強い日に飛ばすのは絶対にNG!
雨の日にドローンを飛ばすのは、絶対にやめましょう。
ドローンはできるだけ軽く作られていて、空気の抵抗を減らすためにパーツが露出しています。
中には雨の中でも飛べるドローンもありますが、リスクがあるので雨の日に飛ばすのはおすすめしません。
霧雨でも少しでも湿気が入ると、ドローンが壊れてしまったり墜落したりする可能性があります。
そのため、ドローンを使うときは必ず晴れた日に屋外で使いましょう。
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