【23年最新】ビジネス書おすすめ29選!今読むべき本をジャンル別で紹介

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ビジネス書読みたいんだけど、何から読んだらいいんだろ?

今読むべき人気のビジネス書を教えて!

ビジネス書は今や年間20,000冊も刊行されています。

その中から、読むべき本を見つけるのは大変なこと。

さらに、経済や経営に関する情報は常に更新されるため、一昔前の本だと理論が通用しないこともあります。

この記事では、Amazonや楽天、hontoなど、多数のレビューサイトを参考に29冊のビジネス書をまとめました。

この記事を読めば、あなたに合ったビジネス書が見つかるでしょう。

ビジネス書のロングセラー4選

まずは、長期に渡って重要視されているロングセラー本を4冊紹介します。

マネジメント 基本と原則 エッセンシャル版

著者ピーター・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)
出版社ダイヤモンド社
発売日エッセンシャル版 2001/12/14
ジャンル経営学,マネジメント

『マネジメント 基本と原則 エッセンシャル版』は、ドラッカーというビジネス界の影響力が強い思想家が、彼の大著『マネジメント -課題、責任、実践』のエッセンスを初心者向けにまとめた本格的な入門書です。

この本では、マネジメントが果たすべき使命や役割、取り組むべき仕事、そして中長期的な戦略について具体的に解説されています。

ドラッカーのマネジメント論は、組織で働く人々に新しい目的意識と勇気を与えるもの。

もし部下を持つ立場になり、仕事でマネジメントに携わることになった際には、この本を読んで「本質」や「原理」を理解することが重要です。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

著者スティーブン・R・コヴィー  (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳) 
出版社キングベアー出版
発売日‎ 2013/8/30
ジャンル哲学書

『7つの習慣』は、世界中で4,000万部以上、国内では240万部以上も売れ続けているビジネス書のベストセラー。

この本は、現代の資本主義社会において、「個性主義」ではなく、人間の内面を大切にする「人格主義」の価値観に基づいた生き方の原則を伝えています。多くの人に愛され、人生哲学の定番として親しまれています。

この本では、個人としても人間関係でも、人格主義的な生き方を徹底的に実践し、成功への鍵となる「7つの習慣」を説明しています。

自己を大切にしつつ、良好な人間関係を築きたいと願う人には特におすすめの一冊です。

イシューからはじめよ──知的生産の「シンプルな本質」

著者安宅和人
出版社英治出版 
発売日2010/11/24
ジャンルビジネス企画、ロジカルシンキング

「イシューからはじめよ」という本は、ロジカルシンキングと問題解決の分野で、10年前に発売されて以来、45万部以上の売り上げを記録し続けているベストセラーです。

現代はAIとデータの時代ですから、生産性の高い人になるためには、問題を解決するためのスキルが重要です。この本はそのお手伝いをする一冊となっています。

普段、私たちは「問題だ」と感じることが多いかもしれませんが、それらのほとんどは実は「この局面で解決すべき重要な問題=イシュー」かもしれません。

この本は特に論理的思考力・ロジカルシンキングを身につけたい方におすすめです。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

著者リンダ グラットン (著), アンドリュー スコット  (著), 池村 千秋 (翻訳)
出版社東洋経済新報社
発売日2016/10/21
ジャンル人生設計法

『LIFE SHIFT』は、将来の人生が100年に及ぶ時代に向けて、新しい人生戦略を提案しているベストセラー。発行部数は42万部を突破しています。

一般的に「高齢化」と聞くと、問題やネガティブなイメージを持ちがちですが、本書ではそれを逆に広がる可能性に満ちたポジティブな変化と捉えています。

この本では、教育、勤労、引退という3つのステージだけでなく、複数のステージを持つ人生を具体的なロールモデルを交えながら説明しています。

将来の長い時間を生き抜くために、どのように生きるべきか考えてみましょう。

仕事のスタイル、学び方、結婚、子育てなど、人生のすべてが大きく変わる時代が来ています。年齢や性別にかかわらず、岐路に立つすべての人に、考えるヒントを提供してくれる一冊です。

初心者におすすめのビジネス書4選

ビジネス書を読んだことがない方は、「難しそう」「読み切れるかな」という不安を抱いているかもしれません。

確かに、有名な思想家や経営者の本は、知らない言葉が出てくることもあります。

ですが、そんな方々のために、誰でも簡単に理解できるビジネス書を3冊ご紹介します。

学生でも読みやすい内容になっているので、初心者に特におすすめです。

嫌われる勇気

著者岸見 一郎  (著), 古賀 史健  (著)
出版社ダイヤモンド社 
発売日2013/12/13
ジャンル自己啓発本

『嫌われる勇気』は、心理学界の偉大なる三人のうちの一人、アルフレッド・アドラーの心理学に基づいて、対人関係の悩みに具体的な解決策を提供する人気の哲学書です。

哲学者と青年の対話形式によるストーリー展開により、他の哲学書や自己啓発本よりも読みやすくなっています。

欧米で大きな支持を得ているアドラー心理学は、「人はどうすれば幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに対して、非常にシンプルで具体的な「答え」を提示しています。

アドラー心理学は、「トラウマ」という概念を否定し、「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と述べながら、対人関係を改善するための具体的な方法を提案しています。そのような思想は、現代の日本にとっても重要だと言えるでしょう。

他人に嫌われることを恐れてしまう人や、自分の言動に他人の反応が気になってしまう人に特におすすめです。

夢をかなえるゾウ

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¥968 (2023/07/04 12:34時点 | 楽天市場調べ)
著者水野敬也
出版社文響社 
発売日2021/4/8(再単行本化)
ジャンル自己啓発本

「夢をかなえるゾウ」とは、日本で最も売れている自己啓発エンタメ小説であり、シリーズ全体で480万部を売り上げた大ヒット作品です。

物語は、平凡なサラリーマンが「今の自分を変えたい」と思い、ヒンドゥー教の神であるガネーシャから人生の秘訣を学ぶという内容です。

ガネーシャが語る成功の秘訣は、日常的な小さなことにあります。例えば、「靴磨き」や「募金など」です。

これらの小さな行動が、実際には非常に重要であり、それを実践し続けることの難しさと意義を知ることができるでしょう。

この小説は、笑って泣けて役に立つ、今の自分を変えたいと思っている人におすすめです。

道をひらく

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¥957 (2023/07/04 12:36時点 | 楽天市場調べ)
著者松下 幸之助  (著)
出版社PHP研究所 
発売日1968/5/1
ジャンル自己啓発、経営

『道をひらく』は、昭和43年に初めて発刊され、その後も驚異的なロングセラーとなり、累計400万部を超える売り上げを記録しています。

この本は、旧松下電器産業株式会社(現在のパナソニックグループ)の創業者である松下幸之助が、自身の経験と人生に対する深い洞察から綴った短編随想集です。

文章には他人を思いやる心、忍耐強く自分を律することの大切さ、社会人やプロとしての自覚、規律などが心に響く言葉として収められています。

現代ではさまざまな問題や人間関係のストレスが蔓延しています。だからこそ、この本を読んで一度立ち止まり、心を落ち着け、自己の律し方や他者への思いやりを意識してみてください。

『道をひらく』は、あらゆる年代や職種の方にぜひ一度は読んでいただきたい1冊です。

20代におすすめのビジネス書3選

20代でどんな本に触れるかが、その後のビジネスパーソンとしての活躍を大きく左右します。

ここからは20代におすすめのビジネス書を3つ紹介します。

エッセンシャル思考

著者グレッグ マキューン (著), 高橋 璃子  (翻訳)
出版社かんき出版
発売日  2014/11/19
ジャンル自己啓発

『エッセンシャル思考』という本は、2015年にビジネス書大賞の書店賞を受賞し、紙と電子で合わせて50万部を売り上げたベストセラーです。

この本は、単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではなく、「エッセンシャル思考」という考え方を紹介しています。それは「99%の無駄を捨て去り、1%に集中する」というアプローチです。

あなたにとって本当にしたいこと、大切なことは何でしょうか?

この本を読むことで、本当に大事な選択を見極める技術や、不要なものをうまく捨てる技術を身につけることができます。そして、本質的な課題に集中し、あなたの力を最大限に発揮できるようになるでしょう。

多くのタスクや選択肢に追われがちな方には特におすすめの一冊です。

コンサル一年目が学ぶこと

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著者大石 哲之 
出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日‎ 2014/7/30
ジャンル自己啓発

『コンサル一年目が学ぶこと』は、グローバルなコンサルタントとしてどの業界でも成功できるための基本的なスキル30個をまとめたビジネス書。

この本では、一流のコンサルタント会社を経て独立し、さまざまな業界で活躍している方々にインタビューを行いました。彼らがコンサルタントとしての経験から得た、今でも実践している重要なスキルが紹介されています。

普遍的で役立つビジネススキルが解説されているため、コンサルタントだけでなく、様々な業界で働く人にとって「ビジネス基礎力」として必要なスキルばかりです。

社会人1年目からベテランの方まで、広くおすすめできる一冊です。

マネするだけで「文章がうまい」と思われる言葉を1冊にまとめてみた。

著者山口 拓朗 
出版社すばる舎
発売日2022/11/24
ジャンル文章術

この本には「基本フレーズ30」「テーマ別便利フレーズ集26種」など、250個以上の文章表現が収録されています。これらのフレーズは、自分の文章にそのまま使えるようなものばかりです。

著者は記者・ライター・文章講師として25年以上活動しており、使いやすく洗練された表現が選ばれています。

この本の表現を参考にすることで、あなた自身の文章力も向上するでしょう。

特に、ビジネス文書に慣れていない新入社員には非常に心強い一冊です。

30代におすすめのビジネス書3選

30代になると仕事に慣れてきて、次なるステップに進みたいと思っている方も多いかと思います。

新たに後輩や部下を持つ立場になり、これまでとは違う悩みが増えてくることでしょう。

そんな30代は、キャリアにおける重要なターニングポイント。

優秀なビジネス本を読んで仕事観を学び、自分自身をより磨いていきましょう!

だから僕たちは、組織を変えていける ーやる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた

『だから僕たちは、組織を変えていける』は、発売3ヶ月で8刷、5万部を突破した、組織のコンサル、マネジメントに関するビジネス書。

著者斉藤 徹 
出版社クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 
発売日2021/11/29
ジャンル組織変革

経営学、社会学、心理学の知識を元に、あなたがひとりで実践できる実用的な手法が詰まっています。

社会は常に変化していますので、変化に対応する「学習する組織」を作るためには、結果だけでなく「関係性」にも注目しなければなりません。

「関係性の質」を向上させることで、チームの「思考」や「行動」が変わり、それに伴って「結果」も変わってきます。

管理職やリーダーはもちろんのこと、現場の社員でも、チームを率いて組織を変えたいと考えている方におすすめです。

誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命

著者森岡毅 
出版社日経BP 
発売日2020/12/10
ジャンルマネジメント

『リーダーシップ革命』は、経営コンサルタントの森岡毅氏が執筆したビジネス書で、USJの経営をV字回復させた成功事例をもとに、リーダーシップの身につけ方を解説しています。

かつて、リーダーシップは特別な才能を持つ人に限られるものや先天的なものとされていましたが、この本では「後天的に獲得できるもの」として位置づけられています。

特に現在のコロナ禍では、未来を自分の意志と選択で変えるためにリーダーシップが必要です。

本書では、自分自身と他者を活かすためのスキルである「人を活かす」と「人を本気にさせる」方法が具体的に紹介されています。

一度しかない人生を、自分が本当にやりたいことを実現する人生にシフトチェンジさせたい方には、ぜひおすすめの一冊です。

解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法

著者馬田隆明 
出版社英治出版
発売日2022/11/19
ジャンル問題解決

『解像度を高める――曖昧な思考を明確にする4つの視点「深さ」「広さ」「構造」「時間」と行動法』は、ビジネスシーンで役立つ「解像度」に焦点を当てた特別なビジネス書。

この本では、「解像度」を「深さ」「広さ」「構造」「時間」という4つの視点から詳しく解説し、より高い解像度を実現する方法を紹介しています。

さらに、理論だけでなく、具体的な48の方法を挙げていますので、解像度を上げるために何をすれば良いかが明確になります。

同僚やライバルとの差をつけたい、更なる成果を上げたい方々に特におすすめの一冊です。

40代におすすめのビジネス書

40代は、社会人になって約20年経つ頃です。この年代のビジネスパーソンは中堅として活躍しており、部下とベテラン上司の間に立つ難しい立場にあります。

家族の安定を保ちつつも、新しいことに挑戦するタイムリミットが迫っていることでしょう。

そこで、40代の方におすすめしたいビジネス書を2冊ご紹介します。

できる40代は、「これ」しかやらない

著者大塚 寿
出版社PHP研究所
発売日2020/8/22
ジャンル自己啓発

『できる40代は、「これ」だけに注力する』という本は、多忙な40代の皆さんがやりたいことを実現し後悔しないための役立つビジネス書です。

この本は著者が1万人以上のビジネスパーソンにインタビューした結果から得られた、成功した40代や後悔した40代のエピソードを元に、「40代が本当に時間を使うべきこと」と「やらなくていいこと」を解説しています。

過去と同じように「がむしゃらに」「会社のために」と働く人ほど、時間の使い方や頑張り方を誤り、自分のやりたいことを実現できずに「負のスパイラル」に陥ることがあります。

この本では、仕事だけでなくプライベートやお金、勉強など、やるべきことを実現するための時間の使い方や頑張り方のコツを紹介しています。

忙しくて時間がないと感じている40代の方々に特におすすめの一冊です。

マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

著者テレサ・アマビール  (著), スティーブン・クレイマー (著),
中竹竜二 (著), 樋口武志 (翻訳) 
出版社英治出版
発売日2017/1/24
ジャンルマネジメント

『マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力』は、ハーバード大学の教授と心理学者が35年にわたって研究した、マネジメントについてのビジネス書です。

小規模なスタートアップから知名度のある企業まで、3つの異なる業界、7つの企業、そして26のチームにわたる1万2000件の日誌調査を元にしており、「やりがいのある仕事を進めるためには、マネジャーが進捗をサポートする必要があります。その結果、メンバーの創造性や生産性、モチベーション、同僚関係に大きな良影響がある」という「進捗の法則」が明らかにされました。

ところが、669人のマネジャーを対象にした調査では、「進捗の支援が重要だ」と答えたのはわずか5%だけ。

この本を読めば、多くの人が誤解してきたマネジメントのあるべき姿が浮かび上がり、生産性と創造性を高めるためのメソッドが分かります。

組織のマネジメントに携わる方々には、ぜひ一読していただきたい一冊です。

女性におすすめのビジネス書

近年、女性が男性以上に多様な分野で活躍するようになったため、女性がビジネス書を読むことは珍しくありません。

かつては男性向けのビジネス書が主流でしたが、今では女性向けの書籍も増えてきました。

仕事もプライベートも悩みが絶えない働く女性の皆さんに向けて、男性以上にカッコいい人生や、男性に頼らずに幸せな人生を築きたい女性におすすめのビジネス書を紹介します。

もっと上手に働きなさい。

著者内永 ゆか子  (著)
出版社‎ ダイヤモンド社
発売日2013/7/26
ジャンル自己啓発

『もっと上手に働きなさい』は、筆者自身が経験したことや、働く女性から直接聞いた悩みを元にした、女性が上手く働くための35の秘訣が詰まったビジネス書です。

この本は、元外資系企業のトップであり、日本IBMで初の女性取締役を務めた筆者が、会社で働く女性に向けて、人間関係、キャリア、転職、結婚、出産・育児、健康に関するアドバイスをまとめたものです。

実際に働く女性たちから寄せられたリアルな悩みに対して、具体的な実用的なアドバイスが提供されています。

この一冊は、女性だけでなく、ダイバーシティを推進する企業の担当者や女性をマネジメントする男性にもおすすめの内容です。

なぜ、「あんな男」ばかりがリーダーになるのか

著者トマス・チャモロ=プリミュジック  (著), 藤井 留美 (翻訳)
出版社実業之日本社
発売日2020/4/30
ジャンル自己啓発

「なぜ「あんな男」ばかりがリーダーになるのか」という本は、組織心理学の教授が明かす興味深いビジネス書です。TED、BBC、CNNなどにも出演している著者が、「ダメ男」が昇進しやすいメカニズムについて解説しています。

私たちが見かける無能な男性リーダーに対して、なぜ有能な女性リーダーが進出するのが困難なのか疑問に感じたことはありませんか?

この本では、組織がなぜ無能な男性をリーダーに選びがちなのか、その背後にある男性的で有害な特性がどのようにリーダーシップに見えるのかを分析し、組織の問題点を浮き彫りにします。組織は欠点を称賛し、優れた候補を無視し、無能なリーダーの破滅的な行動を放置することで、部下や現場が疲弊する環境を作り出してしまっているのです。

しかし、この本は単なる批判だけではなく、問題の原因や病理を詳細に分析し、より優れたリーダーを育成するための方法を提案しています。攻撃的なタイトルに惹かれるかもしれませんが、中身は非常に重要で耳の痛い内容が詰まっています。

キャリアアップを目指す方や現在の職場で成長したい方に特におすすめの一冊です。コピー記事とは一線を画し、新しい視点を得ることができるでしょう。

ジャンル別おすすめビジネス書

ビジネス書は、幅広いジャンルがあり、おすすめできるものも様々。

経営戦略やビジネス思想に焦点を当てたものから、より充実した生活を送るための方法を提案するものまで、ビジネス書は多様な内容が出版されています。

ここでは、5つの異なるジャンルのビジネス書を紹介。

自分の興味に合ったジャンルを絞って探してみることをお勧めします。

  • 1.お金の知識を得たい人におすすめのビジネス書
  • 2.自己啓発本が読みたい人向けのビジネス書
  • 3.人間関係に悩む人におすすめのビジネス書
  • 4.マーケティングについて知りたい人におすすめのビジネス書
  • 5.モチベーションに悩む人におすすめのビジネス書

お金の知識を得たい人におすすめのビジネス書2選

みんなが多くのお金を稼ぎたいと思うでしょう。

ただし、お金持ちは稼ぐ方法だけでなく、貯める方法にも重点を置いています。

お金に関する書籍は、効率的な収入の増やし方や投資方法だけでなく、貯蓄の方法も大公開しています。

これらの本を一冊読んで実践するだけで、あなたの財布が潤うこと間違いなしです。

✔ジェイソン流お金の増やし方

楽天ブックス
¥1,430 (2023/07/04 15:04時点 | 楽天市場調べ)
著者厚切りジェイソン (著)
出版社ぴあ
発売日New版 (2021/11/12)
ジャンル資産運用

『ジェイソン流お金の増やし方』は、二刀流の芸人であり、IT企業の役員でもある厚切りジェイソンが、自身の15年にわたる投資経験に基づいて、資産を増やす方法をわかりやすく解説したビジネス書です。

この本では、日本人とアメリカ人のお金に対する考え方の違いを元に、日本人向けの資産増やしの手法が紹介されています。

投資初心者が市場や企業について知識がないことや、不動産や個別株についても詳しく説明されているため、初心者の方でも安心して投資にチャレンジできる内容です。

もし少しでも今よりお金を増やしたいと思っている方や、投資を始めてみたいけれど何をすればいいのかわからないという方には、ぜひおすすめの一冊です。

✔本当の自由を手に入れる お金の大学 

楽天ブックス
¥1,540 (2023/07/04 15:04時点 | 楽天市場調べ)
著者両@リベ大学長  (著)
出版社朝日新聞出版
発売日2020/6/19
ジャンル資産運用

「本当の自由を手に入れるためのお金の教科書」として読者から高い評価を受けた『お金の大学』。このビジネス書は、ビジネス実務部門でビジネス書グランプリ2021を受賞し、お金に関する決定版としても称されています。

YouTubeチャンネル「リベ大」は、視聴回数4億回を超え、登録者数191万人を誇る日本一わかりやすいお金の教養チャンネルです。この書籍は、そのチャンネルが提供する『お金の勉強』を超実践的にまとめたバイブルとなっています。

日本の多くの人々がお金に対して自由になれないのは、学校でお金について学ぶ機会が少ないためです。しかし、お金に困らない人生を送るためには、「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」という5つの力を学び、実践していくことが必要です。

この書籍は、生活、仕事、そして老後におけるお金に関する不安を軽減し、自由な生き方を目指す人にぜひおすすめしたい一冊です。

自己啓発本が読みたい人向けのビジネス書

成功者が自分の経験から得た教訓や具体的な行動指針を伝えるのが自己啓発本です。

読んでいくうちに、内面が変わり、それが行動にも影響を与えることで、より良い生活を送ることができるでしょう。

日常の悩みや人生の課題を解決し、人生を変えたいと願う方に特におすすめです。

✔生き方

楽天ブックス
¥1,870 (2023/07/04 15:06時点 | 楽天市場調べ)
著者稲盛和夫  (著)
出版社サンマーク出版
発売日2004/7/22
ジャンル自己啓発

大企業京セラとKDDIを創業し、JALを再生に導いた稲盛和夫氏の生き方を描いた本『生き方』。この自己啓発系ビジネス書は、2004年に刊行されて以来、120万部を売り上げ、世界14カ国で翻訳され、中国でも200万部を超える売り上げを記録するロング・ミリオンセラーとなりました。

この一冊では、大きな夢を実現し、確かな人生を歩むために必要なことが、豊富な知恵と経験に基づいて分かりやすく語られています。稲盛和夫氏の人生哲学が丁寧に紹介されており、夢を描き、実現するための重要な要素についても明かされています。

自己啓発に興味があり、自分の人生をより充実させたいと考える方には特におすすめの一冊。この本を読むことで、自らの思考を深め、より良い人生を送るためのヒントを得ることができるでしょう。

✔多動力

著者堀江 貴文  (著)
出版社幻冬舎
発売日2017/5/27
ジャンル自己啓発本

『多動力』は、堀江貴文氏による自己啓発系ビジネス書で、現代のインターネットとIoTが全てをつなげた時代において、仕事を楽しくし、充実した人生を送る方法を提案しています。

インターネットの普及により、あらゆるモノがつながり、産業全体が「水平分業型モデル」となっています。この結果、「タテの壁」がなくなり、異なる業界の垣根を自由に越える「越境者」が重要とされています。

越境者になるためには、「多動力」という次から次へと自分の興味を追求する力が必要です。

この本では、どの業界でも活躍するために役立つ「自分の時間の有効活用」と「仕事の効率化」についてのアイデアが詰め込まれています。

もし、現在の生き方や働き方に疑問を持っている方は、新しい選択肢を見つけるためにも、ぜひ一読をおすすめします。

人間関係に悩む人におすすめのビジネス書

私たちは日常生活や職場で多くの人々と関わり合いながら生活しています。だからこそ、仕事や友人、恋愛など、人間関係に悩むこともあるかもしれません。

スムーズな人間関係を築くための重要なポイントは、効果的なコミュニケーションの方法や知識を持っているかどうか。相手に対して適切な言い回しや伝え方を心得ることが大切です。

もし人間関係で悩んでいるのであれば、良い関係を築くためのヒントや技法が記された本がおすすめ。

わずかな実践で、あなたの人間関係が劇的に改善される可能性があるかもしれません。

✔人を動かす

楽天ブックス
¥715 (2023/07/04 15:07時点 | 楽天市場調べ)
著者デール カーネギー (著), Dale Carnegie (著), 山口 博 (著)
出版社創元社
発売日1999/10/31
ジャンル人間関係

デール・カーネギーの不朽の名著『人を動かす』は、邦訳だけで500万部を突破しました。

この本では、人間関係の根本的な原則を身につけるための実話や実践事例を長年にわたって集め、わかりやすく解説しています。

カーネギーは、誰にでも簡単に実践できる原則を心に残る実例とともに説明するスタイルで書かれており、読みやすくて実践しやすいのが魅力です。

この本は、深い人間洞察とヒューマニズムに基づいており、人に好かれ、人の心を動かすための行動や自己変革を促す一冊。

人間関係に悩んだり、人との接し方に改善を求めている方には、ぜひおすすめしたい一冊です。

✔伝える力

著者池上 彰  (著)
出版社PHP研究所 
発売日2007/4/19
ジャンルコミュニケーション能力

分かりやすい説明で有名な、フリージャーナリスト池上彰が著したビジネス書。

この本は顧客や上司、部下と円滑なコミュニケーションを築くためのヒントを提供しています。これまでに200万部以上売れている人気の一冊です。

本書では、成績や業績に直結する重要な能力である「話す」「書く」「聞く」の向上方法を解説し、現代のビジネスパーソンに不可欠な「伝える力」の磨き方を紹介しています。

ビジネスの成功は、日常業務の基礎をしっかりと行うかどうかに大きく影響されるものです。相手を引きつける力、効果的なビジネス文書の書き方、そして文章表現のスキルを向上させることで、「伝える力」を身につけることができます。

その結果、仕事が楽しくなり、よりスムーズに進めることができるでしょう。ビジネスの場でコミュニケーションスキルを向上させたい方には、是非おすすめの書籍です。

✔未来を創るプレゼン 最高の「表現力」と「伝え方」

著者伊藤 羊一 (著), 澤 円 (著)
出版社プレジデント社 
発売日2020/5/22
ジャンルプレゼンテーション

『未来を創るプレゼン 最高の「表現力」と「伝え方」』は、澤円と伊藤羊一によるコラボレーションで、プレゼンテーションにおいて想いを実現する方法について解説したビジネス書です。

本書では、効果的な相手への伝達方法だけでなく、相手の心を動かすための思考法も学ぶことができます。

「伝える」ことの本質的な目的は、自分の想いや考えを相手に届け、相手を感動させることです。

「プレゼン」はただの手段であり、職場でのプレゼンテーションだけでなく、広く「伝える」スキルを向上させたい人にも価値のある一冊です。

マーケティングについて知りたい人におすすめのビジネス書

ビジネスの世界は常に変化しており、成功するためにはマーケティングの方法を実践していくことが重要です。

ただし、マーケティングを実践するには基礎知識や業界理解が必要であり、それがなければ効果が出ない可能性もあります。

経営や集客に必要な知識を学べるマーケティング本は、クラシックなコトラーのような古典から、WebマーケティングやSNSマーケティング、新しい分野に関するものまでさまざま。

そこで、初心者に特におすすめのビジネス書を2冊ご紹介します。

✔ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法

著者林 直人 (著)
出版社実業之日本社 
発売日2022/4/28
ジャンルマーケティング

『ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法』は、ノウハウ満載のビジネス書。この本は、東証プライムに上場する企業の社長でありながら現役のマーケッターが、Webマーケティングの成果を最大化する83の手法を公開しています。

この本では、概念的な思想や考え方ではなく、「誰に」「何を」「どのように」という3つの原則から始まります。さらに、「商品」、「配信する媒体」、そして「AIの学習の傾向」といった、マーケティングに欠かせない要素が詳細に説明されています。

マーケティング初心者から経験豊富なマーケッターまで、即実践できるレベルのマーケティング知識を身につけたい方にぜひおすすめの一冊です。

✔シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

著者ジョセフ・シュガーマン  (著), 佐藤 昌弘  (著), 石原 薫 (翻訳)
出版社フォレスト出版
発売日2006/3/8
ジャンルマーケティング

「シュガーマンのマーケティング30の法則」という書籍は、かつてアメリカでダイレクトマーケティングを手がけていた著者によって執筆された、ビジネス書です。

この本では、著者自身が過去に2000万本以上の商品をダイレクトマーケティングで販売した経験から得たノウハウを、30のポイントに絞って分かりやすく紹介しています。

カタログ販売やテレビのショッピング番組において、たった1つの表現や説明の順序、力点の置き方を工夫するだけで、売り上げを劇的に向上させることができると言われています。

本書は成功者が実際に使っている、顧客の心を動かし購買を促すための「心理的トリガー(引き金)」を分かりやすくまとめたものです。

営業業績を伸ばしたいセールスマンにとって、顧客の心を動かし成功へ導くための宝庫と言えるでしょう。

モチベーションに悩む人におすすめのビジネス書

モチベーションが低下してしまうと、仕事や他の活動においてやる気が減り、結果的に生産性も低下してしまうことがあります。自分の持っている潜在的な力を発揮できずにネガティブな気持ちになってしまうこともありますね。

日々の仕事やスポーツ、勉強などで持続的に高いパフォーマンスを発揮するためには、モチベーションを維持することが非常に重要です。

モチベーションが既に低下している場合や、モチベーションが低くなってしまったときには、モチベーションに関するビジネス書を読むことをおすすめします。

先人たちが実践したモチベーションを高める方法を学び、自分のパフォーマンスを向上させていきましょう。

✔やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

著者ハイディ・グラント・ハルバーソン (著), 林田レジリ浩文 (翻訳)
出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日2017/6/22
ジャンルモチベーション管理

「やり抜く人の9つの習慣」という書籍は、コロンビア大学の社会心理学者が執筆したもので、ハーバードビジネスレビュー誌のブログで最も読まれた記事を元にしています。

この本はビジネスに関心のある方々に向けて書かれており、モチベーションの理論や心理学的な実験に基づいた、実践的な目標達成の方法が解説されています。

著者はモチベーション科学の第一人者であり、多くの心理学者たちの実験結果や自身の研究によって、「心理学的に正しい目標達成の方法」を示しています。この本では、120ページという短いページ数の中で、すぐに実行できる考え方がたくさん紹介されています。

実際にこれらの方法を実践すれば、目標をより早く、上手に達成することができるでしょう。仕事やダイエットなど、さまざまな目標を持つ方におすすめの一冊です。

✔モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書

著者尾原 和啓  (著)
出版社幻冬舎 
発売日2017/9/28
ジャンルモチベーション管理、自己啓発

『モチベーション革命』は、Kindleの総合ランキングで2作連続で一位を獲得した著者によるビジネス書です。この本は、若者のためのモチベーションマネジメントに焦点を当てています。

モチベーションは、欲望に根ざしています。具体的には、「達成」「快楽」「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」が挙げられます。過去の世代が、金や物、地位の向上を追求して社会を築き上げてきました。

しかし、今の若者世代である「乾わけない世代」は、違った状況に直面しています。彼らは物質的な不足や制約に直面しながら生きているため、「達成」「快楽」よりも「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」を重要視する傾向があります。

そこで、本書では「偏愛マップ」という手法を使い、若者が自分の好きなことを見つけ、それを追求することで頑張るモチベーションを引き出すサポートをしています。

もし、物事を成し遂げるために自分の頑張る理由を見つけたいと考えている方には、是非おすすめしたい一冊です。

あなたに合ったビジネス書の選び方3選

毎年約2万冊のビジネス書が出版されており、そのジャンルも多岐にわたっています。

ただランダムに本を選んで読んでしまうと、すでに知っている内容や求めている情報とは異なる分野の本に出会うこともあります。

ビジネス書を選ぶ際には、選ぶ時間よりも実際に深く読む時間を増やしたいと考えることでしょう。

以下では、効率的にあなたにぴったりのビジネス書を選ぶ方法を3つの段階に分けて紹介します。

自分が知りたい情報のジャンルを明確にする

ビジネス書を選ぶ際に大切なのは、「自分が知りたいことや学びたいことを明確にする」こと。

ビジネス書とは言っても、ジャンルは様々。自己啓発本では仕事における生き方や思想が紹介されていますし、マーケティングやマネジメントなどの領域も広がっています。

もちろん、分野ごとに内容や分量に違いがあるため、手に取って読んでみる際には、多くのページ数や難解な内容で挫折してしまうことも…。

まずは、自分が求めている情報をしっかり考え、どの分野の書籍が自分にとって適しているのかを見極めることが大切です。

タイトル・目次を確認して知りたい内容にあったものを選ぶ

ジャンルを決めたら、次は読む書籍を選ぶ段階です。ビジネス書を選ぶ際には、まずタイトルに注目しましょう。

しかし、最近のビジネス書は流行に合わせて似たようなタイトルが多く、見た目だけでは本の内容が分からないことがあります。

そこで、書籍の帯を確認することが重要。帯には、書籍の概要や魅力が簡潔で魅力的に書かれているので、その本が何を伝えているのかを把握しやすくなります。

気になる書籍を手に取ったら、中身を確認するために目次を読みましょう。書籍の目次は、本の内容全体を表しています。

目次が抽象的な場合は、本の中で抽象的な議論が多い傾向があります。具体的な手段や実践的な内容に興味がある場合は、数値などを使った具体的な目次の書籍を選びましょう。

ネット上や書店でのレビューを確認する

本を選ぶ際に、目次を見ても内容が自分に合っているか気になると思います。その場合は、インターネット上や書店でのレビューをチェックしましょう。

読了した人たちの意見や感想が掲載されているので、事前に本の内容を把握することができます。

たとえば、「マーケティングに実践的なノウハウが知りたかったけれど、実際には基本知識や考え方に偏っていた」という声も。

また、「人生を豊かにする考え方を知りたかったけど、思ったより思想に偏りがあった」という意見もあります。書籍の内容をある程度把握しておくことで、期待と実際の内容のギャップを少なくすることができます。

幸いにも、今は通販サイトのほとんどでレビューを簡単に確認できるため、気軽に調べることができるでしょう。

ビジネス書の悪い読み方3選

ビジネス書の効果的な読み方をお伝えする前に、無駄な読み方を見直してみましょう。

ビジネス書を読む際の、3つの悪い読み方を紹介します。

自分が知りたいことが明確でない

ビジネス書とはさまざまなジャンルがあります。

哲学思想から経営方法、お金の貯め方まで、年間には約20,000冊もの幅広いジャンルの書籍が刊行されています。(参考『書籍新刊点数と平均価格』総務省統計局

ただ単に「話題だから」「人気だから」という理由だけで書籍を選んでしまうと、結局役に立たず、時間の無駄になってしまいます。

ビジネス書を読む際は、話題性や評判も大事ですが、まずは自分が知りたい情報は何なのかを明確にしてください。

そうすれば、該当するジャンルの中から効率良く書籍を選ぶことができます。

そして、よりあなたのビジネスに役立つ書籍を見つけられるでしょう。

アウトプットが不足している

ビジネス書を読む際によく陥りがちなのが、「読んで終わり」ということ。有名な思想家や経営者の考えに触れ、賢くなった気になって読了してしまい、満足…。

読了だけで満足していても、それではあなたのビジネスには活かすことができません。

また、情報をインプットしただけでは、知識としても定着しません。自分でノートを作成したり、本のレビューを書くなど、アウトプットを行うことが大切です。

行動に移せていない

ビジネス書を有効に活用するためには、単に読むだけやメモを取るだけではなく、学んだ内容を実践することが重要です。そのためには、朝30分早起きすることや、人との会話で意識する点を変えるなど、ささいなことからでも実践を始めることが大切。

ビジネス書には、日常生活や仕事ですぐに役立てられるアイデアが詳細に記されているものもあります。

小さなステップから始めて、少しずつビジネス書の知識を身につけていきましょう。それがあなたの力として定着し、成果を生むことに繋がります。

ビジネス書の効果的な読み方4選

もしビジネス書を読む際に、以下4つの読み方を実践すると、書籍の内容を効率的に自分の知識として吸収することができます。

これらの方法はどれも非常に簡単ですので、次回ビジネス書を読む際には、意識的に取り入れてみてください。

目次を確認して読みたい箇所から読む

ビジネス書は、必ずしも最初から最後まで読む必要はありません。ビジネス書を読む際は、欲しい情報をピンポイントで見つける方法が効率的です。

まずは目次をざっと見て、興味のある章や必要な情報だけを重点的に読みましょう。目標を持って読むことで、すべてのページを読まなくても、必要な知識や情報をサーチ読みで見つけることができます。

むしろ、あまり重要でない、興味のない部分に時間を費やすことは避けたほうが良いでしょう。

ビジネス書は、興味がある情報をピンポイントで見つけて、サーチ読みで進めるのがおすすめです。

大事だと思う箇所はメモを取る

人間の記憶は学習後、驚くほど早く薄れてしまいます。

  • 20分後には42%忘れる
  • 1時間後には56%忘れる
  • 1日後には74%忘れる
  • 1週間後には77%忘れる

参考『エビングハウスの忘却曲線,そのモデル関数について』深見武彦

ですから、大切なことをしっかり記憶に残すためには、復習が欠かせません。例えばビジネス書を読む際には、重要だと感じた部分はメモを取ることを心掛けましょう。

メモを取ることで、後から振り返った時にも内容を思い出しやすくなりますし、分からない言葉を調べるきっかけにもなり、内容理解がより深まります。

書籍を読んだら、ただインプットするだけでなく、メモにアウトプットする習慣を持つことも大切です。情報をアウトプットすることで、頭の中で整理されて記憶に定着しやすくなりますよ。

メモを復習して行動に移せるものから行動する

ビジネス書を読む際、最も困難なことは「学んだことを実際に行動に移す」ことです。

ビジネス書を読んでも成長できない人々の多くは、読書そのものに満足してしまい、実践に移すことができないでいます。

「成功する習慣」や「お金が貯まる方法」といった、知識は得ても実践しないと意味のない内容のビジネス書がたくさんあります。すぐに行動に移せるように、メモを残したり復習したりするなど工夫しましょう。

実践が苦手な方は、「to do」リストに細かく分解された行動が書かれている書籍を読んでみると良いでしょう。具体的な数字がタイトルに書かれている「〇〇個の方法」などの本は、実践しやすいレベルまで「to do」が分解されています。

ビジネス書を読んでも、行動に移さなければ本当に学んだとは言えません。読んだだけではなく、行動に移して力をつけていきましょう。

同じジャンルで複数書籍読んでみる

ビジネス書を学ぶ際に重要なことは、必ず複数の関連書籍を読むことです。

たとえ名著やベストセラーであっても、一冊だけ読んで理解した気になるのは危険。

なぜなら、ビジネスには絶対的な正解や解法が存在しないからです。一つの思想や方法だけを取り入れても、必ずしも成功するとは限りません。

「決定版」や「これ1冊で分かる」といったキャッチコピーが書かれた書籍もあるかもしれませんが、それらは単に著者の考えた結論やその時代にうまくいった手法に過ぎません。ビジネス書を複数読んで、多くの著者の思想に触れることで、共通する考え方と異なる考え方の両方を知ることができます。

共通見解と相違見解を知ることで、「本当に大事なことは何か」という本質が見えてきます。だからこそ、多くの見解に触れる必要があるのです。

知りたい情報やジャンルを決めた後は、異なる著者の書籍を複数読むように心掛けましょう。

まとめ│自分にあったビジネス書を読んで効果的に活躍しよう

現代では、インターネットでさまざまな情報が手に入るため、ビジネスに関する疑問もWeb検索で解決できる人も多いでしょう。

しかしそれと同時に、書籍にはビジネスの専門知識や重要な手法が詳しく記載されています。

ビジネス書を効率的に読み、スキルアップすることで、将来のキャリアに良い影響をもたらすことができます。

この記事を読んでくださった皆さんには、まず一冊でも良いのでビジネス書を読んで実践してみることをおすすめします。

ビジネス書から得た知識があなたの生活をより豊かにすることを願っています。

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