おすすめの面白いボードゲームない?
ボードゲーム初めてだけど、絶対盛り上がるゲーム教えて!
おうち時間を充実させるためのアイテムとして、人気のあるのが「ボードゲーム」。
すごろくやタイル配置、パズル、陣取りなど、さまざまなジャンルがあり、製品によって特徴もさまざまです。
この記事では、おすすめボードゲームをランキング形式でご紹介しています。
子供でも楽しめるゲームやパーティーゲームも含まれているので、ぜひ参考にしてみてください。
ボードゲームとは
ボードゲームとは、屋内で遊ぶゲームで、ボード、コマ、カードなどです。「アナログゲーム・テーブルゲーム・卓上ゲーム」と呼ばれることもあります。
最近では、ボードゲームの人気が高まり、世界各地には「ボードゲームカフェ」というボードゲームが楽しめるお店が増えてきました。
また、SNSのTwitterなどを通じて、ボードゲームの会に参加する募集も増えています。
ボードゲームの選び方
ボードゲームを選ぶ際には、自分の興味がある「ジャンル」で選ぶのがおすすめ。
なぜなら、ボードゲームはジャンルによって醍醐味が異なり、好みも分かれるからです。
今回ご紹介するボードゲームは、わかりやすく6つのジャンルに分類しました。
- 戦略系…じっくり考えて遊ぶ
- 心理戦…ドキドキの読み合いを楽しめる
- 協力系…みんなで一体感を味わえる
- 騙し合い… 正体を隠す・ウソで騙す
- パーティー…みんなでワイワイ盛り上がる
- 推理系…限られた情報から答えを導き出す
自分はどんなジャンルが好きなのかチェックしましょう。迷った場合は、好きなジャンルを基準にしてみると良いです。
それぞれのボードゲームの概要欄には、ジャンルの説明が詳細に記載されていますので、参考にしてみてください。
人気ボードゲームのおすすめランキング20選
人気ボードゲームのおすすめランキング20選を紹介します。
1位:ドミニオン
ジャンル | 戦略系 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
「ドミニオン」とは、ボードゲームの一つで、お金を使って自分のデッキを強化していくゲームです。2009年にはドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、デッキ構築ジャンルの代表作としても称されています。
始めはみんなが同じ10枚のデッキを持ちますが、コインを支払って新しいカードを購入することで、多種多様なデッキを構築できます。「お金持ちデッキ」「アクションカードデッキ」「妨害系デッキ」といったバリエーション豊富なデッキも。
最終的には、勝利点カードが多く含まれるデッキを持つプレイヤーが勝利することになります。しかし、勝利点カードを手に入れるとデッキが弱体化するジレンマがありますので、勝利点カードを集め始めるタイミングが非常に重要です。
どんなデッキを組むかを考えることが楽しく、目指しているコンボが実現した時の快感は病みつきになります。僕自身、アナログゲームの締めくくりに必ず「ドミニオン」を選んでいました。
思い出にも影響されているかもしれませんが、僕にとってはボードゲームの最高傑作であり、大好きなゲームです!
2位:宝石の煌き
ジャンル | 戦略系 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
「Splendor」というボードゲームは、宝石商になり、集めた宝石でカードを購入していくゲームです。
各プレイヤーは、手番ごとに2~3枚の宝石を手に入れるか、宝石を支払って場にあるカードを購入することができます。
購入したカードには、勝利点に加えて次の手番から利用可能な割引ボーナスが付属しています。この割引ボーナスは増えるにつれてコストが減少し、ゲームが進むにつれて購買力がどんどんアップします。
計画通りに効率的に購入できた時の満足感はたまらないです!さらに、このゲームの魅力は、「相手が欲しいカードを取らせずに自分が欲しいカードを手に入れる」という戦略的な駆け引きです。
宝石が不足していても、場のカードを予約することが可能なので、「相手の意図を阻止するのか」「自分の戦略を優先するのか」で悩むことがあります。欲しい宝石が目の前で奪われる瞬間は本当に悔しい気持ちになりますね。
3位:itoレインボー
ジャンル | 協力系 |
プレイ人数 | 2人~14人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
「itoレインボー」というゲームは、プレイヤーが自分の数字カード(1~100)の大きさを「テーマに合った言葉」で表現し、数字が小さい順に順番に出していく協力型のボードゲームです。
お題が「おいしそうなアイスクリームの味」だった場合、数字が1に近いほどあまりおいしそうでない味を表現し、数字が100に近いほど非常においしそうな味を表現します。
例えば、自分のカードが「72」だった場合、かなりおいしそうな味を表現するために「一粒1000円のイチゴで作ったショートケーキ味」などと言葉で表現します。
プレイヤーはお互いの表現を聞きながら、協力して裏向きのカードを小さい順に並べていくことでゲームをクリアします。
微妙な数字(例えば45)はとにかく悩ましく、僕たちがプレイしたときは、「コーラにわずかにドリアンを加えたジュース」とか、「ペリーが来航する直前」など、わけのわからない表現が飛び出して、とても盛り上がりました。
また、自分にとっては100に近い表現でも、他の人からすると50ほどの表現だったりすることもあります。それによって、異なる価値観のズレに笑いが生まれることもあります。
大人数でプレイしたり、雰囲気を盛り上げたりするときにおすすめなゲームですよ!
4位:スカル
ジャンル | 心理戦 |
プレイ人数 | 3人~6人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
「スカル」とは、心理戦を要するボードゲームであり、相手が伏せたカードが「花」か「ドクロ」かを予測し合うゲームです。
各プレイヤーは手札として「花3枚」と「ドクロ1枚」のみ持ちます。最初は1枚ずつ選んで伏せ、2巡目からは「さらにカードを伏せる」か「花のみをめくれると思う枚数を宣言する」こともできます。
宣言した枚数が最も多かったプレイヤーが場のカードをめくっていきます。
ゲーム中にドクロが現れると、途中で失敗し、自分のカードからランダムに1枚失います。指定した数の花をめくることができればチャレンジは成功となり、2回成功したプレイヤーが勝利です。
このゲームは、ドクロか花のどちらを置いたかを推測するだけなのに、緊張感溢れる読み合いやカードをめくる際のドキドキ感が素晴らしいです。特に、相手にドクロをめくらせてハメる瞬間は快感です。
わずか4枚のカードと15分のゲームプレイで、どなたでも楽しめる最高の心理戦ゲームですよ!
5位:クリプティッド
ジャンル | 推理系 |
プレイ人数 | 3人~5人 |
プレイ時間 | 30~50分 |
対象年齢 | 10歳~ |
「クリプティッド」とは、マップ上の特定のマスに潜んでいる未確認生物を見つけ出すことが目的の推理系ボードゲームです。
各プレイヤーは、秘密裏に異なる「未確認生物の手がかり」を知っています。相手に対して「この場マスに生息しているのか?」という質問を投げかけ、相手はキューブやディスクを置いて答えます。
ボード上のヒントを手がかりに、さまざまなマスからじわじわと正解の1マスを特定していく瞬間は、とても楽しいものです。パズルが一つずつ埋まっていく様子にワクワクで、正解が分かった瞬間のスッキリ感は最高です!
相手の答えを最短で導き出すために質問を考えるだけでなく、自分の情報を上手く秘密にしたり、相手を惑わせるような手法を使うことで、かなり頭を使うゲーム。
推理や謎解きが好きな方には、絶対にハマること間違いありません。
6位:ザ・マインド
ジャンル | 協力系 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ザ・マインドは、異なるアプローチを取ったボードゲームであり、2018年にはドイツ年間ゲーム大賞のノミネートを受けた人気作品です。このゲームは、協力ゲームでありながらも、おしゃべりを禁止するという特異なルールが存在します。
ゲームのプレイ方法は以下の通りです。各プレイヤーには1から100までの数字がランダムに配られます。そして、全員が無言のまま、自分の数字カードを小さい順に順番に出していきます。
時間経過だけがヒントで、お互いが数字を出すまでの時間から、相手が持っている数字を推測。最初は上手く噛み合わず、少しもどかしい展開になることがよくあります。
しかし、何度も失敗しながらも高レベルをクリアできたときの達成感はたまらなく、クリアするたびにハイタッチして盛り上がれるゲームですね!
7位:コヨーテ
ジャンル | 騙し合い |
プレイ人数 | 2人~10人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
「コヨーテ」とは、人々の数字の総合計を予想するという面白いゲームです。このゲームの特徴は、他の参加者の数字は見えるのに、自分の数字だけが見えないこと。
下の画像のように、参加者は自分のカードをおでこに当てていますが、このとき自分の数字だけが隠されています。
ゲームでは、プレイヤーは順番に前のプレイヤーよりも大きい数字を宣言していきます。しかし、前のプレイヤーの数字がカードの合計値を超えたと思った場合には、「コヨーテ」と宣言しなければなりません。
間違っていたプレイヤーはライフを1つ失い、3つのライフを失った時点で脱落となります。このゲームの醍醐味は、ハッタリを使って他のプレイヤーを騙すことにあります。
自分が小さい数字を持っているように見せかけて、実は大きな数字を持っていたり、逆に大きな数字を持っているように見せかけて、実は小さい数字を持っていたりすることで、相手を混乱させることができます。
そんなトリックを駆使して勝利した時の快感は本当に特別ですね!
8位:はぁって言うゲーム
ジャンル | パーティー |
プレイ人数 | 3人~8人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 8歳~ |
はぁって言うゲームは、〈はぁ〉〈にゃー〉〈好き〉といった短い言葉だけで「感心・怒り・失恋」などの感情を伝えて当ててもらうボードゲームです。
お題カードには、8つの感情が書かれており、各プレイヤーはそれらの中から1つのお題を選び、みんなが共通の短い言葉で表現しなければなりません。
「ジェスチャー禁止」というルールは、伝える時には非常に難しいものです。そのため、通常では見せないような表情や演技によって何度も笑われることがあります。
また、ゲームが終わった後も、「今のは”怒り”にしか見えなかったよ」とか「この大根役者!」などといった会話が繰り広げられ、非難されることもありますが、それがまた楽しい雰囲気を作り出しています。
このゲームは、どんな人とも一瞬で盛り上がることができる定番のテーブルゲームとして重宝されていますね!
9位:エルドラドを探して
ジャンル | 戦略系 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 10歳~ |
「エルドラドを探して」は、プレイヤーは探検家として南米の奥深くにある伝説の黄金都市「エルドラド」に到達することを目指すゲームです。このゲームの特徴は、「すごろく」と「デッキ構築」の融合です。
通常のすごろくゲームでは、プレイヤーは「ダイス」を振ってコマを進めるのに対し、エルドラドでは自分が作成したデッキから引いたカードを使用してコマを進めます。
プレイ中、プレイヤーは「デッキの強化とコマの前進のどちらを優先するか」という選択に悩むことがあります。エルドラドでは、このバランスの判断が非常に重要です。
エルドラドは、ボードゲームの中でも「デッキ構築ゲームの入門」として最適です。カード効果がシンプルで勝敗が明確にわかるため、ボードゲーム初心者でも取り組みやすいゲームです。
ドミニオンよりもルールが簡単なため、初心者にも親しみやすいです。
10位:ブラフ
ジャンル | 騙し合い |
プレイ人数 | 2人~6人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 12歳~ |
ブラフは、たくさんのダイスを転がしてハッタリで勝負するブラフ系ボードゲームです。
各プレイヤーは、自分にしか見えないように5つのダイスを振り、全員のダイスの出目の数を予想し宣言します。出目の数や個数を上げていく形で、「3が7つある」「4が7つある」「2が8つある」といった具体的な表現をします。
プレイヤーは、前のプレイヤーの宣言に疑いがある場合、「ブラフ」と宣言し、全員のダイスを公開します。誤った宣言をしたプレイヤーはダイスを失い、全てのダイスを失ったプレイヤーが負けとなります。
このゲームでは、戦略的な「ハッタリ」が非常に重要です。たとえば、3の目が一つも出ていない状況でも、「3が6個!」と自信を持って言うことで、相手を騙し、有利な展開を作ることができます。
確率計算とダイスの運が絶妙に絡み合うため、初心者からブラフ好きな人まで楽しむことができます!
11位:ハゲタカのえじき
ジャンル | 心理戦 |
プレイ人数 | 2人~6人 |
プレイ時間 | 10分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ハゲタカのえじきは、1~15の数字が書かれた手札から一斉に1枚のカードを出して、一番大きい数字の人が得点をゲットするという競り系カードゲームです。
このゲームの面白い点は、他のプレーヤーと同じ数字を出してしまうと、得点カードを獲得する権利が失われてしまうというバッティングシステムです。
ゲーム中は「他のプレイヤーと重複しないような強力な数字を出したい」というジレンマが常にあり、バッティングが発生するたびに「あら、また同じ数字か」「本当に強力なカードを使ったのに…」といった驚きの声が絶えず、非常に盛り上がります!
経験を積むと、「わざと弱い数字を選ぶ」「相手の読みをくつがえし、素直に強い数字を出す」といった戦略的な駆け引きが可能になり、さらに盛り上がります!
12位:カスカディア
ジャンル | 戦略系 |
プレイ時間 | 30~45分 |
プレイ人数 | 1人~4人 |
対象年齢 | 10歳~ |
カスカディアは、「生息地」と「動物」の両方をうまく配置していく2層構造のパズル系ボードゲームです。
各プレイヤーは手番ごとに、「生息地タイル&動物ディスク」のペアが4つ用意されており、その中から1つを選んで手元に配置していくこととなります。
生息地の配置は、地形がなるべく長く続くように工夫し、また、動物ディスクの配置は各動物の得点方法に応じて高得点になるように考えます。
このゲームでは、生息地と動物の2つのパズルを同時に解く必要があります。そのため、どちらを優先するかというジレンマが絶えず存在します。
ただし、タイルは自由に広げることができるため、プレイ中の制約感はなく、心地よい体験が得られます。ルールもシンプルで遊びやすく、初めてボードゲームに触れる方や家族連れにもおすすめです。
ゲーム終了後の満足感も非常に高いです。
13位:天下鳴動
ジャンル | 戦略系 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
天下鳴動は、プレイヤーが戦国武将となり、日本全国の城を奪い合う陣取りボードゲームです。
このゲームの特徴は、3つのダイスを振って「兵の配置場所」と「兵の数」を決めること。2つのダイスの合計値が兵を配置する地域を示し、残りの1つのダイスが兵の数を決定します。
そのため、ダイスの割り振り方によって悩ましい戦略を考えることができます。
そして、天下鳴動の醍醐味は、自軍が連鎖的に増えていく援軍システムです。一つの地域で成功すると、隣接する地域に支援を送ることが可能です。
その支援の助けで再び勝利すれば、また隣国に支援を送って…と、連鎖的に自軍が増加していく様子があります。戦略通りに勢力を拡大できた時には、爽快感があり、非常に心地よいです!
外見は地味ですが、ダイスの運と戦略のバランスが絶妙で、非常に中毒性があります。日本製のアナログゲームの中でも最もお気に入りです。
14位:SCOUT!
ジャンル | 戦略系 |
プレイ人数 | 3人~5人 |
プレイ時間 | 15分 |
対象年齢 | 9歳~ |
SCOUT!は、手札の数字をうまく繋いで得点を競う、大富豪の進化系ボードゲームです。
このゲームの特徴は、手札の順序を変更できないこと。手札の並び替えは不可能ですが、他のプレイヤーが出したカードをスカウトすることで、自分の手札の任意の位置に追加することができます。
手札を減らすことが重要なのに、スカウトで手札を増やして強力な役を作りたいというジレンマが、このゲームの魅力です。例えば、6枚連番などの強力な役を完成させて上がる瞬間は非常に爽快です。
このゲームは状況に応じた判断が重要となるため、戦略的な要素のあるゲームであり、大人同士で楽しむのにおすすめです!
15位:ディクシット
ジャンル | パーティー |
プレイ人数 | 3人~6人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ディクシットは、言葉や歌、踊り、ジェスチャーなどを使って抽象的なイラストを表現し、他のプレイヤーに自分のカードを当ててもらうというボードゲームです。
以下の画像に示すように、手番のプレイヤーは自由にカードを表現し、他のプレイヤーは複数のカードの中から自分のカードを推測します。
他の参加者に推測してもらうゲームですが、実は「全員には当てられない」という独特なルールが存在します。そのため、具体的すぎず抽象的すぎない曖昧な表現を使うことがゲームの重要なポイントとなっています。
その表現の曖昧さが難しく、毎回皆の微妙な表現に笑わせてもらっています。正解が発表された後には、「なぜあのタイトルを選んだの?」や「さすがにわからなかった」といった感想をみんなで言い合う時間も楽しいです。
16位:ジャストワン
ジャンル | 協力系 |
プレイ人数 | 3~7人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳~ |
ジャストワンとは、参加者の中でただ1人が与えられるお題を知らない状態で、みんなが書いたヒントを使ってお題を当てる協力型のボードゲームです。
このゲームの面白い点は、他の人と同じヒントが出てしまった場合、そのヒントを回答者に見せることができなくなるルールです。
下の画像では、回答が「チーズ」である場合、同じヒントである「ネズミ」は回答者に提示することができません。
このゲームでは、他の人と同じヒントを書かないように心掛けてください。みんなが予想しないような「ちょっと外れたヒント」を考えるのがポイントです。
回答者は微妙なヒントから答えを連想しなければならない難しさもあります。
ゲームが終わっても、みんなで楽しく話しながら、「あそこで同じことを書かなければ」「このヒントは少し強すぎるかも」といったことを言い合えます。例えば、お題が「畳(たたみ)」で、「和室」と書いてしまってヒントがすべて消えた場合、大いに笑い合うことでしょう。
安直なヒントは禁物です!
17位:ゲスクラブ
ジャンル | パーティー |
プレイ人数 | 2人~8人 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 10歳~ |
「下衆クラブ」?いえ、違います!
ゲスクラブのゲスは「guess=推測する」という意味で、その名の通り「みんながどんな答えを書くのか」を推測するボードゲームです。
ゲームでは、「無人島に持っていきたいもの」や「一人暮らしに必要なもの」といったテーマが与えられ、各プレイヤーはそのテーマに関連する回答を6つずつ書きます。
参加者は順番に回答を発表し、同じ回答を書いた場合は手番プレイヤーのみが賞金を獲得できます(手番ではない人はその回答を捨てます)。
一方で、他のプレイヤーと回答が被らなければ罰金となります。このゲームでは、「ありふれた回答ではなく、ほんの一部の人だけが思いつくであろう回答」を考えることが重要です。
カードを公開するたびに、予想外の回答が飛び出したりして、「その回答は本当に予想外だね」とか「1人だけが書いていると思ったのにー」といった感じでみんなで盛り上がります。
回答の一致がポイントなので、多人数で遊ぶのがおすすめです。
18位:ウイングスパン
ジャンル | 戦略系 |
プレイ人数 | 1人~5人 |
プレイ時間 | 40~70分 |
対象年齢 | 10歳~ |
ウイングスパンは、自分のエリアにたくさんのカードを並べるほど1アクションでできることが増えるというエンジンビルドゲームの代表作です。
自分の手番では「鳥カードを出す」か「餌 or 卵 or 鳥カードの獲得」のどれか1つを実行するだけなので、とても分かりやすいです。自分のボードに多種多様な鳥カードを配置していき、終盤に強力なコンボを発動できた時に爽快感はたまりません!
得点の方法は様々であり、「高得点を獲得する」「卵を増やす」「ボーナスを目指す」といった要素が存在します。そのため、状況に応じて最適な戦略を選ぶことが重要です。
興味深いのは、このゲームにおけるほとんどの妨害要素がないという特徴です。他のプレイヤーの行動に気を取られることなく、自分自身の目標に集中することができます。
そのため、ボードゲーム初心者でも非常にプレイしやすいです。エンジンの構築の楽しさを実感したい方には、まずこの作品をおすすめします!
19位:タイガー&ドラゴン
ジャンル | 心理戦 |
プレイ人数 | 2人~5人 |
プレイ時間 | 20分 |
対象年齢 | 8歳~ |
「タイガー&ドラゴン」は、手牌を駆使して相手を上回るボードゲームです。
各プレイヤーは、相手が出した牌(攻め牌)に対して同じ牌を出すことで守り、その後自分の手番で攻めることができます。この攻めと守りを繰り返し、先に手牌を使い切ったプレイヤーが勝利となります。
自分が牌を出し、他のプレイヤーがパスすると、自分は攻め続けることができるルールがあります。その結果、相手が何もできずに自分のターンが続き、勝利する瞬間は非常に心地よいものです。
この状況を作り出すためには、相手が出した牌や順序から手持ちを予測する「読み」と、後半に残すべき牌を判断することが重要です。
このゲームはシンプルな読み合いや心理戦が好きな方におすすめです!
20位:アズール
ジャンル | 戦略系 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30~45分 |
対象年齢 | 8歳~ |
アズール(Azul)は、プレイヤーがタイル職人となって、宮殿の壁に美しくタイルを配置することを目指すボードゲームです。このゲームは2018年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞し、多くの人に支持されています。
各プレイヤーは手番ごとに共有のタイルが置かれた場から1色のタイルを取得し、それぞれの色別に自分のボードに配置していきます。ただし、余ったタイルはマイナスポイントとなります。
このゲームは、タイルを効果的に取得しながら、相手にマイナスポイントを与える戦略を考えるものです。各プレイヤーは、手番ごとに「自分が欲しいタイルを取るか」「相手を妨害するか」というジレンマに直面し、シンプルながらも充実感のあるゲームプレイを楽しむことができます。
このゲームは2人でプレイするだけでも楽しいですし、カップルや夫婦の方々には特におすすめです。じっくりと頭を使って遊びたい方にぴったりです!
まとめ
今回は、おすすめのボードゲーム20選を紹介してきました。
気になるゲームを見つけることができましたでしょうか?
ぜひこの記事を参考にして、面白いボードゲームを見つけてくださいね!
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