転職エージェントって複数登録してもいいの?
エージェント側から嫌われるんじゃないの?
複数登録のメリットとデメリットとかある?
結論、転職エージェントは複数登録しても全然大丈夫です!
むしろメリットの方が大きくなるため、複数登録するのは基本です。
詳しくは下記で解説していきますね。
転職エージェントは複数登録できる
冒頭でもお話しましたが、転職エージェントは複数登録するのが基本となっています。
実際にリクルートエージェントが行ったアンケート結果では、「2社」という回答がもっとも多くなりました。
引用:リクルートエージェント
1社しか登録しなかったという人は26.6%、2社以上という方がおよそ7割以上です。
転職エージェントには2種類ある
転職エージェントには大きく分けて2種類あります。
大手エージェントの「総合型」と、専門に特化した「特化型」の2種類です。
このように、転職エージェントによって特徴や提供できるサービスが異なります。
1つの転職エージェントしか利用しないと、他での様々なサービスを受けることができず、転職の幅を自ら狭くしてしまうことになります。
例えば「総合型」の転職エージェントでは、自分のスキルを生かして違う業界へ横展開できそうな業界や業種を紹介してもらうことができます。
さらに「特化型」の転職エージェントでは、より専門分野を深められるような求人を紹介してもらえます。
複数の転職エージェントを利用することで、自分では気がつくことができない自分の強みや色んな視点からのアドバイスと求人を紹介してもらえます。
転職エージェントを複数登録するメリット
- 多くの求人から選ぶことができる
- 様々な視点からアドバイスを得ることができる
- 自分に合ったエージェントを比較できる
1・多くの求人から選ぶことができる
当然ながら、転職エージェントを複数登録することによって、紹介される求人が多くなります。
さらに転職エージェントには、他では見ることができない「非公開求人」や「独占求人」があります。
そのサイトに登録しなければ見られない求人です。
企業が、他の企業に自分の戦略となる情報を見られたくないがために、このようなシステムがあります。
それぞれ「非公開求人」や「独占求人」は違うので、複数登録することで希望の転職先が見つかる可能性が高まるでしょう。
2・様々な視点からアドバイスを得ることができる
転職エージェントはそれぞれ、提供できる専門的なアドバイスは異なります。
そのため、複数の転職エージェントを利用することによって、様々な視点からのアドバイスもらうことができ、新たな自分や転職先を見つけることができます。
3・自分に合ったエージェントを比較できる
複数の転職エージェントを利用することで、アドバイザー同士を比較することができます。
転職エージェントもあなたと同じ人。
経験が浅くて的外れな求人を紹介してしまったり、そもそも性格が合わないこともあります…。
ですが、複数の転職エージェントに登録することによって、その大きなデメリットは解消されます。
数多くのアドバイザーと接することで、よりあなたに合ったエージェントと出会うことができるでしょう。
転職エージェントを複数登録する際のデメリット
- スケジュール管理が大変になる
- 同じ求人企業に応募してしまう危険性がある
- たくさんの意見をもらえるので混乱してしまう
順に解説していきますね。
1・スケジュール管理が大変になる
転職エージェントに登録すると、以下の管理が必要になってきます。
- アドバイザーとの面談
- 応募種類の作成・提出
- アドバイザーとの面接対策
- 面接日程の調整
- 求人の管理
転職エージェントに登録すると、このように内定までの一連の日程や情報を、全て自分で管理しなくてはなりません。
そのため、面接の日程などがダブルブッキングしてしまうことのないよう気をつけましょう。
さらに、仕事をしながら併用で転職活動をしていると、転職エージェントとの連絡が遅れたり雑になってしまうこともあるかもしれません。
あまりに雑になりすぎると「この人はあまり転職に対して意識が低いな?」と感じられ、対応に影響することにも繋がります。
対策としては、Googleカレンダーなどのスマホアプリで管理することをおすすめします。
2・同じ求人企業に応募してしまう危険性がある
複数の転職エージェントを利用していると、同じ求人を紹介してもらうことがあります。
気づかずにうっかり、同じ企業へ応募してしまうことだけは絶対に回避しましょう。
もし、そうなった場合、転職エージェントからの信頼も、企業側からの印象悪くなってしまいます。
さらには「管理能力がない人」だと思われ、全く良いことがなくなってしまいます。
3・たくさんの意見をもらえるので混乱してしまう
複数の転職エージェントからの様々なアドバイスを受けることができるメリットはその反面、どの意見を参考にすべきか悩んでしまうデメリットにもなってしまいます。
自分の転職希望の軸をしっかりと持っていないと、様々な意見に右往左往してしまって、なかなか希望の転職先が見つかません。
複数の転職エージェントに相談する場合、自分の転職への軸をしっかりと持っていましょう。
転職エージェントに複数登録していることを伝えたほうがいいのか?
複数登録をする際には、他の転職エージェントにも伝えておきましょう。
なぜなら、複数登録を伝えておくと、面談や内定時期の調整を進んで働きかけてくれたり、同じ企業の応募も防げるからです。
さらに、複数登録を伝えておくことで、転職エージェント同士も競争意識が高まり、より良いサービスや手厚いサポートをしてくれるメリットも出てきます。
「転職エージェントは複数登録できる」でもお話しましたが、転職エージェントを利用している人は2社以上登録している人が7割を超えています。
複数登録をしている事実は転職エージェント側もわかっていることなので、気負うことなく伝えて大丈夫です。
内定をもらった後は、ほかの転職エージェントにも連絡
内定後、なにも連絡がなければほかの転職エージェントは無意味に求人を紹介し続けることになり、あなたの印象が悪くなってしまいます。
再度エージェントを利用するときには印象の悪さが残り、優しくサポートしてくれなくなるかもしれません。
言いづらいことではありますが、内定をもらったら社会人のマナーとして他のエージェントにも連絡しておきましょう。
複数の転職エージェントを上手に使う7つのポイント
メリットが大きい反面、デメリットもある転職エージェントの複数登録。
ここでは複数の転職エージェントを、上手に使っていくポイントを7つ紹介していきます。
- 転職エージェント登録後には2週間に1回は連絡を入れる
- 経歴やプロフィールを嘘などで盛ったりしない
- 転職に対して前向きな姿勢をとる
- まずは2〜3社ほど登録して様子を見る
- 希望の転職先に合っていなかったらしっかりと断る
- 推薦文には必ず目を通す
- 内定をもらったら他のエージェントに相談してみる
順に解説していきますね。
1・転職エージェント登録後には2週間に1回は連絡を入れる
転職エージェントでの求人者情報は、2週間に1回のペースで更新。
連絡をせずにいると、あなたの情報が古くなっていきます。
するとエージェントは、「もう転職を決めた可能性が高い」または「転職に対してやる気がない」と見なされ、求人紹介サービスを受けることができなくなってしまいます。
希望の転職先を見つけるためにも、自ら行動を起こしましょう。
2・経歴やプロフィールを嘘で盛ったりしない
早く希望の転職先に就きたいがために、嘘をつきたくなる気持ちもわかります。
ですが、登録情報やエージェントとのやりとりは記録に残ります。
転職したときにはもちろん、再度利用したときも「前と登録情報が違う」など、エージェントや企業に対しても信用を失ってしまいます。
もし嘘をつきたくなるような理由があったら、まずはエージェントに相談をしてみるのがおすすめです。
3・転職に対して前向きな姿勢をとる
転職エージェントの手厚いサポートを受けるためにも、転職に対して前向きな姿勢を見せましょう。
エージェント側もあなたと同じ人。
やる気のない人よりも、やる気のある人に優先してサービスをしてあげたくなるものです。
エージェント側に「この人の転職を成功させてあげたい」という思いを芽生えさせたら、優良求人情報や手厚いサポートなどが期待でき、理想の転職先へと近づけます。
4.まずは2〜3社ほど登録して様子を見る
デメリットの項目でもお話したように、転職エージェントを複数登録するとスケジュール管理が大変です。
いきなり多くのエージェントと複数やりとりしてしまうと、誰が何を言ったのかわからなくなってしまいます。
おすすめは「総合型」と「特化型」から1社ずつ登録することです。
慣れないうちは少ない数から試していき、徐々に経験を積み上げてエージェントを見極めていきましょう。
5・希望の転職先に合っていなかったらしっかりと断る
提案された求人が自分の希望の転職先とは合わなかった場合は、しっかりと断りましょう。
進められるままに転職してしまうと、後々後悔することになります。
また、担当者によっては求人をゴリ押ししてくる人もいます…。
なぜなら、転職エージェントは「成果報酬型」だからです。
一人の採用が決まって、初めて報酬が発生する仕組みです。
担当者も報酬を得るために必死…。
ですが、ゴリ押しに負けずに断るところはしっかりと断りましょう。
>>転職エージェントの仕組みについては以下の記事にまとめてあります。
6・推薦文には必ず目を通す
ほとんどの転職エージェントは企業にあなたを紹介する場合、200〜1000文字程度で推薦文を書きます。
ですが担当者によってはその推薦文の書き方は様々で、かなりテキトーな担当者も。
確認ができるなら、「推薦状の内容を確認してもよろしいですか?」と確認を行いましょう。
念には念を、雑な推薦文になっていないか確認をとりましょう。
7・内定をもらったら他の転職エージェントに相談してみる
内定が決まったら喜んですぐに決定してしまいたくなりますが、一度立ち止まって他の転職エージェントにも内定した企業について相談してみましょう。
熱意のもったエージェントなら、アドバイスをもらうこともできます。
実際に相談した結果、内定を取り消したケースもあるそうです。
内定を辞退するのもなかなか心苦しいことですが、妥協せずに自分の理想の転職先を見つける1つの方法です。
おすすめの転職エージェントを紹介
僕は5回の転職のうち、2回は転職エージェントで転職を成功させました。
複数の転職エージェントを使ってましたが、その中でも特におすすめだったdoda という転職エージェントを紹介します。
会員登録者数が700万人以上を誇るdoda
dodaは、日本最大級の転職サイトであり、多くの求人情報やアドバイザーが揃っています。
それだけではなく、dodaには他の転職エージェントにはない以下のような特徴がたくさんあります。
- サイトが使いやすく、自分に合った求人を見つけやすい
- アドバイザーの質が高く、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策・交渉術のアドバイスなどを受けられる
- 高年収求人や年収交渉代行、お祝い金など年収アップに効果的
- 業界や職種のデータやユーザーとの交流や専門家からの回答、ノウハウや成功事例など、転職に役立つ情報が満載
など、様々なメリットを受けることができます。
他にも色々な転職エージェントを利用しましたが、dodaが1番サポート力があり、求人数も多く内定率もアップしたのでおすすめです!
利用者満足度No,1
dodaを使えば内定率が上がる!
就職活動や転職活動をされたことのある人にならわかるかと思いますが、内定をとるのってなかなか難しいんですよね…。
しかし、転職エージェントdodaを利用すれば内定がとりやすくなりました!
なぜなら、
- エージェントが受かりやすいような職務経歴書を考えてくれる
- 希望する企業が面接でどんな質問をしてくるか教えてくれる
- その企業が今、どんな人材を欲しているのか教えてくれる
など、転職する上で優位になれる情報をどんどん教えてくれるんです。
さらに企業とのやり取りもやってくれるので、ずいぶんと楽に転職ができました。
≻≻僕がdodaを利用して転職した体験談は、以下の記事にまとめてあります。
実はハローワークを利用して転職している人は全体の1割
「転職ならハローワークでいいんじゃないの?」と思う人もいるかと思います。
しかし、厚生労働省の調査によると、現在ハローワークを利用して転職する人は、なんと全体の1割程度しかいません。
今までハローワークしか利用してこなかった人からしたら、びっくりな数字ですよね!
もはやほとんどがネットからの転職です!
今や転職はハローワークからだけではありません。
転職者にとって、便利で楽に転職できるサービスが人気にとなっています。
転職が苦手という人ほど転職エージェントを!
「人間関係に疲れた」「給料が低い」「待遇が悪い」など、会社を辞めたい理由は人それぞれ。
職場選びにはもう失敗したくない。
そのような悩みを持っているのなら、doda を利用してみてください。
doda では、今の職場での悩みも聞いてくれ、さらにそんな悩みを元に、あなたに合った次の職場も探してくれます。
- 自分に合った仕事がわからない
- 楽しい職場に就きたい
という人は、なるべく転職エージェントでプロの力を借りて、転職活動を進めていきましょう。
利用者満足度No,1
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