ハローワークで仕事探したいだけど、利用方法や流れを知りたいな!
でもどこのハローワークに行ったらいいの?
なにか持っていくものは?
服装は?誰でも行けるの?
ハローワークは、厚生労働省が運営する、公共職業安定所です。
私服で持ち物もいらず、無料で利用することができます。
この記事では、
- ハローワークを利用する流れ
- 行く前の準備
- 就職するためのコツと注意点
をわかりやすく解説しています。
この記事を読めば、初めてのハローワークでもスムーズに利用できるので、参考にしてみてください。
初めてハローワークを利用する際の流れ
- ハローワークでカード発行
- 求人検索&相談
- 応募したら応募書類の作成
- 書類選考・面接・合否確認
ハローワークについたら総合受付の窓口があるので、そこで「初めてハローワークを利用します」と伝えましょう。
すると、ハローワークを利用するために必要な「ハローワークカード」を作るところから始まります。
服装は私服で構いません。
お金もかからないので、持ち物う予約の必要もないです。
1・ハローワークカード発行
- 手順1【求職申込書に記入】
窓口へ行くと、「求職者登録」するように案内されます。
パソコンでの記入となりますが、不慣れな方は「求人申込用紙」がもらえます。▽求人申込書サンプル▽
求人申込書の記入はハローワークインターネットサービスを使えば、スマホや自宅のパソコンで仮登録することも可能です。
仮登録となるので、仮登録から1週間以内にハローワークで本登録を済ませてください。
- 手順2【窓口へ】
求職申込書の記入が終わったら、窓口へ持っていきましょう。
- 手順3【ハローワークカード受け取り】
2回目以降ハローワークを利用する場合は、必ずこのハローワークカードを持っていきましょう。
このハローワークカードは、全国各地のハローワークでも利用できます。
失業保険(雇用保険)の給付や職業訓練の受講にも必要になるので、大事に持っておきましょう。
ちなみにカード有効期限は3ヶ月、有効期限が切れた場合は2年間以内であれば何度も再発行が可能です。
>>失業保険のもらい方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
2・求人検索&相談
- 手順1【求人検索機で求人検索】
窓口で求人を探したいと伝えると、指定のパソコンに案内されます。
年齢や学歴などの自分の情報を入れ、職種やエリアなど希望条件を入れると求人一覧が出てきます。
- 手順2【気になる求人票は印刷】
1回5枚まで、求人票を印刷することができます。
- 手順3【スマホでも求人検索できる】
ハローワークインターネットサービスを使えば、スマホでもハローワークに掲載されている求人を見ることもできます。
- 手順4【気になる求人はすぐ相談】
印刷した求人票を求職相談窓口へ持っていくと、職員から求人の詳細情報を教えてもらうことができます。
求人票には最低限の情報しか載っていませんので、少しでも気になることがあったら積極的に聞きに行きましょう。
3・応募したら応募書類の作成
希望の求人が決まったら、窓口へ持っていきましょう。
応募条件を満たしているか確認され、問題がなければ職員が企業へ連絡してくれます。
その後、面接の日程を調整してくれて、紹介状が発行。
あなたの氏名や選考方法、面接予定日、企業の所在地や地図などが記載された書類です。
ハローワークからあなたを通じて企業に渡す書類ですので、大事に保管して選考時に持っていきましょう。
紹介状をもらうことができたら、「履歴書と職務経歴書」を書いていない人は、このタイミングで作成します!
履歴書や職務経歴書の書き方がわからないという方でも、ハローワークでは各書類の作り方や添削を行っています。
なお、ハローワークインターネットサービスでも履歴書や職務経歴書の書き方を確認することができます。
4・書類選考・面接・合否確認
ここまでくれば、あとは書類選考・面接・合否確認です。
企業によっては、提出書類や面接回数が違うこともあるので、窓口で相談しながら就職活動を進めていきましょう。
面接時には、紹介状と各書類を忘れずに!
採用が決れば採用通知が届き、就職活動完了です。
また、ハローワークでは、面接に自信がない人に向けて面接練習を行っています。
各種申し込み方法は、ハローワークの公式ホームページや、ハローワークインターネットサービスより確認できます。
以上が、ハローワーク利用の流れになります。
初めてハローワークへ行く前にやっておいたほうがいい準備
ここからは、ハローワークへ行く前にやっておいたほうがいい準備について解説します。
- 希望の勤務先に一番近いハローワークを調べる
- 履歴書や職務経歴書を準備する
- 服装
- 持ち物
- 予約
- 料金
順に説明していきますね。
1.希望の勤務先に一番近いハローワークを調べる
まず希望する勤務先エリアから、一番近いハローワークを探しましょう。
なぜなら、ハローワークに置かれている求人冊子に掲載されている情報は、その周辺エリアの求人ばかりだからです。
これはハローワークを利用する人が、その周辺で求人を探していることが多いため、それを想定して設定されているためです。
ですので、希望の転職先が地元以外の場合、可能な限り現地のハローワークを利用しましょう。
※現在コロナウイルス感染予防のため、直接ハローワークへ行きたくない人に向けて、インターネットで求人検索や応募ができるサービスもあります。
2.履歴書や職務経歴書を準備する
すぐに応募したいという方には、履歴書や職務経歴書が必要になってきます。
ただし、とりあえず求人を見たいだけという方には必要ありません。
ハローワークでは、履歴書や職務経歴書の書き方がわからないという方のために、書類作成の添削や、面接対策などのサポートもしてもらえます。
すぐ応募する気がないという方は、無理に準備する必要はありません。
3.服装
ハローワークでは、履歴書や職務経歴書の書き方がわからないという方のために、書類作成の添削や、面接対策などのサポートもしてもらえます。
ただし、面接練習がある場合はスーツをおすすめします。
スーツを着ることによって気持ちが引き締まり、面接時の服装についてのアドバイスなどもらえることもあります。
4.持ち物
持ち物についても、基本なにもいりません。
担当者に相談する際にメモをとりたいという方は、メモ帳とペンを持っていきましょう。
5.予約
ハローワークは基本、予約の必要ありません。
職員との求人票の相談や応募は待ち時間はありますが、初めて行った当日でも対応してもらえます。
ただし、面接練習や転職についてのセミナーは、事前に予約が必要になります。
各種申し込み方法は、ハローワークの公式ホームページや、ハローワークインターネットサービスより確認できます。
6.料金
ハローワークは国が運営しているサービスのため、全て無料で利用することができます。
ハローワークで就職を成功させる3つのコツ
- 最初は希望条件をゆるめにして、面接に慣れておく
- 様々なハローワーク施設を活用する
- 応募条件を満たしていなくても諦めない
1.最初は希望条件をゆるめにして、面接に慣れておく
応募はタイミングが大事です。
求める求人が来た時のために、希望条件をゆるくしてどんどん面接に慣れておきましょう。
もし、希望とは違う企業から内定をもらったとしても、断ることは可能です。
なので、「どうしても譲れない条件」以外はゆるめに設定して、面接スキルを上げていきましょう。
2.様々なハローワーク施設を活用する
ハローワークでは、利用者の環境や特性に合わせたサービスを受けることができます。
- マザーズハロワーク
- 新卒応援ハローワーク
- 就職氷河期専門窓口
- わかものハローワーク
- 外国人雇用サービスセンター
- ふるさとハローワーク(地域職業相談所)
- 障害者関連の窓口
子育てをしながら仕事探しをしている女性をサポートする「マザーズハローワーク」や、大学や高校を卒業したばかりの方を対象とした「新卒応援ハローワーク」などがあります。
このように、それぞれの環境に特化したサービスがあるので、詳しくはハローワーク公式ホームページをご覧ください。
3.応募条件を満たしていなくても諦めない
「良い求人見つけたのに、自分が応募条件を満たしていなかった…」と思ってもまだ諦めないでください。
企業の応募条件に満たしていなくても、ハローワークの職員から見てその企業に強みになるスキルや資格、若さや熱意から感じるポテンシャルで、企業へかけ合ってくれることもあります。
あまりにかけ離れている応募条件の場合は難しいですが、「求人票に書かれていることが全てではない」ということを覚えておきましょう。
ハローワーク利用の2つの注意点
- 応募前や、内定をもらった後でも求人条件をしっかり確認
- 親身に相談を乗ってくれるわけではない
1.応募前や、内定をもらった後でも求人条件をしっかり確認
実は、ハローワークには毎年数千件の苦情が寄せられています。
その内容は「聞いていた労働条件と違う」とのこと…。
なぜそんな苦情が殺到するのかというと、ハローワークの仕組みに問題があるからです。
ハローワークは、求職者も求人掲載する企業側も全て無料で利用可能。
そのため、採用や教育する余力(お金)がないの企業や、条件を良くみせて応募してもらおうとするブラック企業も混ざっています。
さらに、その求人内容のチェックはほとんど行われていません…。
さすがにこの状況は、国にとってもいいことはないので、改善が行われました。
平成26年には1万2千件もあった苦情が、平成30年までには6千件まで減少しております。
ですが、苦情が減っただけで、ブラック企業が減ったわけではありません。
自分でも、口コミサイトなどで調べるなどしてチェックしておきましょう。
2.親身に相談を乗ってくれるわけではない
ハローワークの職員さんの中にはじっくりと話を聞いてくれる人もいますが、基本的には簡単にあっさりとした相談で終わります。
なので、もししっかりとしたアドバイスやサポートを受けたいのなら、「転職エージェント」がおすすめです。
転職エージェントはハローワークと違い、しっかりと相談に時間を割いてもらえ、
- 書類添削
- 面接対策
- 日程調整
- 条件交渉
など、段違いのサポートを受けることができます。
料金も無料で利用できるので、転職を考えている人にはとてもおすすめです。
≻≻転職エージェントとは?と思った人は以下の記事をご覧ください。
以下では、僕が実際に転職で利用したおすすめの転職エージェントを紹介します。
おすすめの転職エージェントを紹介
僕は5回の転職のうち、2回は転職エージェントで転職を成功させました。
複数の転職エージェントを使ってましたが、その中でも特におすすめだったdoda という転職エージェントを紹介します。
会員登録者数が700万人以上を誇るdoda
dodaは、日本最大級の転職サイトであり、多くの求人情報やアドバイザーが揃っています。
それだけではなく、dodaには他の転職エージェントにはない以下のような特徴がたくさんあります。
- サイトが使いやすく、自分に合った求人を見つけやすい
- アドバイザーの質が高く、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策・交渉術のアドバイスなどを受けられる
- 高年収求人や年収交渉代行、お祝い金など年収アップに効果的
- 業界や職種のデータやユーザーとの交流や専門家からの回答、ノウハウや成功事例など、転職に役立つ情報が満載
など、様々なメリットを受けることができます。
他にも色々な転職エージェントを利用しましたが、dodaが1番サポート力があり、求人数も多く内定率もアップしたのでおすすめです!
利用者満足度No,1
dodaを使えば内定率が上がる!
就職活動や転職活動をされたことのある人にならわかるかと思いますが、内定をとるのってなかなか難しいんですよね…。
しかし、転職エージェントdodaを利用すれば内定がとりやすくなりました!
なぜなら、
- エージェントが受かりやすいような職務経歴書を考えてくれる
- 希望する企業が面接でどんな質問をしてくるか教えてくれる
- その企業が今、どんな人材を欲しているのか教えてくれる
など、転職する上で優位になれる情報をどんどん教えてくれるんです。
さらに企業とのやり取りもやってくれるので、ずいぶんと楽に転職ができました。
≻≻僕がdodaを利用して転職した体験談は、以下の記事にまとめてあります。
実はハローワークを利用して転職している人は全体の1割
「転職ならハローワークでいいんじゃないの?」と思う人もいるかと思います。
しかし、厚生労働省の調査によると、現在ハローワークを利用して転職する人は、なんと全体の1割程度しかいません。
今までハローワークしか利用してこなかった人からしたら、びっくりな数字ですよね!
もはやほとんどがネットからの転職です!
今や転職はハローワークからだけではありません。
転職者にとって、便利で楽に転職できるサービスが人気にとなっています。
転職が苦手という人ほど転職エージェントを!
「人間関係に疲れた」「給料が低い」「待遇が悪い」など、会社を辞めたい理由は人それぞれ。
職場選びにはもう失敗したくない。
そのような悩みを持っているのなら、doda を利用してみてください。
doda では、今の職場での悩みも聞いてくれ、さらにそんな悩みを元に、あなたに合った次の職場も探してくれます。
- 自分に合った仕事がわからない
- 楽しい職場に就きたい
という人は、なるべく転職エージェントでプロの力を借りて、転職活動を進めていきましょう。
利用者満足度No,1
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