
「暗い人はこの職場にはいらない」と言われました…
そんなこと言われても性格は変えられません。
どこか暗い性格の人でもできる仕事はありませんか?
仕事では、明るい態度や笑顔を求められることが良くあります。
ですが、明るく振る舞うことが苦手という人もいますよね。
ましてや、プライベートでも「元気ないな〜」と口出ししてくる上司がいる職場も…
そんなあなたにおすすめできる仕事が『工場での仕事』です。
工場の仕事は接客業とは違い、他人にいい顔をしなくても自分のペースで仕事ができます。
しかし、工場と1口に言っても仕事内容は様々。
業種によっては、暗い人が働きづらい工場もあるでしょう。
そこでこの記事では、工場歴15年の私が『暗い人が働きやすい工場の業種』を紹介します。
この記事を読めば、あなたにとって働きやすい職場が見つかりますよ。
ここからは暗い人におすすめの工場の職種を紹介しますが、重要なのはあなたに合った仕事を見つけること。
仕事探しは難しいですが、無料で自分に合った仕事を見つけられるツールがあります。
自分に合う正しい仕事を選ぶためにも、ぜひ活用してみてください。
※たった3分であなたに合う仕事が見つかります。
暗い人に合った工場の職種を紹介

それでは暗い人に合った職種を紹介します。
おすすめの職種は以下のとおり。
暗い人におすすめの職種
求人票の仕事内容に、上記の職種があればぜひ目を通してみましょう。
特におすすめするのが「ライン作業」「NC工作機械オペレーター」「組立て・組付け作業」の3つ。
職場の雰囲気もモクモクと作業している人ばかり。暗い性格だからという理由で、口出ししてくる人も少ないです。
この3つを踏まえて、ここからは仕事内容とおすすめできるポイントを解説していきますね
1位:ライン作業

ライン作業とは、いわゆる流れ作業のことです。
一般的にはベルトコンベアに流れてくるものを組立てたり加工したりするお仕事です。
業界は様々あり、
- 食品業界
- 機械業界
- 化粧品業界
などがあります。
勤務時間は常に製品と向き合って作業するので、体に負担がかかることもありますが、基本的には誰とも喋らずに仕事ができます。
職場の雰囲気も暗い人が多めなので、気を遣うことなく仕事ができるかと。
また、ライン作業には夜勤がある場合もあります。
夜勤になると、さらに人が少なくなるので、1人で作業がしたいという人には良いかと。
2位:NC工作機械オペレーター

NC工作機械オペレーターとは、NC工作機械にプログラムを入力し、品物を自動加工するお仕事です。
プログラムを教えてもらう段階では、上司や先輩から教育を受ける必要があります。
ですが、1度プログラムを覚えたら、その後は1人で作業することが可能です。
仕事中は常にNC機械と向き合って仕事をしているので、ほとんど他人と喋ることがありません。
機械操作もボタン入力なので、体力も必要ないのでおすすめかと思います。
3位:組立て・組付け作業

組立て・組付け作業とは、図面どおりに様々な部品を取付けて、プラモデルのように作り上げていくお仕事です。
組み立てるものは工場によって様々で、
- 電子部品
- 配電盤
- ロボット
など、業界はたくさんあります。
ドリルで穴あけをしたり、電動ドライバーやインパクトなどの工具を使用して1つのものを作っていくので、他の仕事よりも楽しさが感じられます。
1人でものづくりの楽しみたい方にはおすすめです。
4位:仕分け・ピッキング・梱包作業

指定された部品や荷物を「分類する」「持ってくる」「箱に詰める」というお仕事です。
それぞれの仕事内容は次のとおり。
仕分け作業 | 倉庫内にある部品や荷物を、 ルールに従って分類するお仕事です。 |
ピッキング 作業 | 注文書に従って倉庫内に ある部品や荷物を指定された数だけ 取り出してくる仕事です。 |
梱包作業 | 仕分けした製品をダンボールなどに 詰めていく作業です。 |
1度説明を聞けば覚えられる簡単な作業なので、未経験でも働きやすいお仕事です。
工場によってはフォークリフトの資格が必要なこともあるので、応募する際は気をつけましょう。
作業中は基本1人で行うことが多いので、他人と喋ることは少ないです。
5位:ラベル・シール貼り作業

完成品に手作業で、ラベルやシールを貼るお仕事です。
製品ごとの仕分けや、梱包も同時に行う場合もあります。
ラベルシールシール貼りの仕事は大きく分けて2つの働き方があります。
工場勤務 スタイル | 工場に出勤して働くスタイルです。 早朝から深夜など幅広い時間帯での 勤務を選ぶことができます。 |
内職 スタイル | 在宅で作業するスタイル。 主に主婦の人がスキマ時間を活用して 仕事をしているケースが多いです。 |
単純作業なので、未経験からでも安心して始められます。
特に内職では在宅で仕事ができるので、他人と関わることなく仕事ができますよ。
6位:清掃・洗浄作業

清掃・洗浄作業はどちらも「汚れをきれいにする」を仕事です。
それぞれの仕事内容は次のとおり。
清掃作業 | 工場内の食堂やエントランス、 トイレ、事務所などの共用部分を 掃除するお仕事です。 |
洗浄作業 | 工場内の設備や使用後の 道具の汚れをきれいにするお仕事です。 場合によっては部品を分解してから 洗浄する仕事もあります。 |
清掃・洗浄どちらも指定された場所に伺い、作業を行います。
パートタイムやアルバイトなどの短期間勤務の仕事も多く、比較的自由な働き方ができます。
作業も1人で行うので、基本的に喋ることもありません。
7位:検査作業

工場で製造された製品をチェックするお仕事です。
検査方法は「目視検査」「外観検査」「測定器を使用した検査」など、会社によって色々な検査方法があります。
目視検査 | 完成した製品を目で見てチェックする作業です。 |
外観検査 | 完成した製品の外観を見て、 キズや汚れなどがないかチェックします。 |
測定器を 使用した検査 | 「ノギス」「マイクロメーター」などの寸法を 測定する道具を使用してチェックする作業です。 |
力仕事もなく、体への負担があまりかかりません。
特に資格も必要ないので、未経験からでも始められるのでおすすめです。
検査結果の相談や報告など、人と関わることは多少ありますが、基本的には1人で作業を行います。
8位:分解・リサイクル作業

使われなくなった家電製品などを分解して、部品を取り出すお仕事です。
ドライバーでなネジを外したり、ハンマーで製品を叩いたりして、部品を1つずつ分解していきます。
一般的にものを作っていく作業が多い工場ですが、逆に壊していく仕事になります。
そのため、製品にキズをつけないようにと気を遣わなくても良い点があるので人気のお仕事です。
こちらの作業も1人で行うので、対人関係にも気を遣う必要はありません。
以上が暗い人におすすめする工場の職種になりました。
基本的に1人で作業する仕事ばかりなので、性格について言われることもありません。
職場の雰囲気も、「暗い!」「元気出せ!」といった熱血系の人も少ないので、仕事しやすいかと思います。
暗い人におすすめしない

逆に工場の中でも、暗い人に向かない職種もあります。
暗い人におすすめできない職種は次のとおり。
暗い人におすすめできない職種
- フォークリフト作業
- 保全・メンテナンス作業
- 板金塗装作業
- 旋盤・フライス盤作業
- 溶接作業
- 玉掛け・クレーン作業
- 鍛造・鋳造作業
- CAD/CAMオペレーター
- SE・プログラマー
- 研究・開発
- 生産管理
- 品質管理
おすすめできない職種なので、1つ1つ詳しくは解説しませんが、もし求人票の仕事内容に上記の職種が書かれていたら注意しましょう。
理由としては以下のとおりです。
- お客さんとのやり取りがでてくる(CAD/CAMオペレーター・SE/プログラマー・研究・開発)
- 職場内でコミュニケーションをとることが多い(保全・メンテナンスや生産管理・品質管理)
- 職人気質の人が多く、暗いことを悪く言う人が多い(板金塗装・溶接・旋盤・フライス盤・鍛造・鋳造)
- 機械の音が大きく、大きな声を出さなければいけない工場(玉掛け・クレーン作業・フォークリフト作業)
などの理由があります。
工場でも職種によっては全然仕事内容が違います。
仕事を探す場合は、よく確認してから転職しましょう。
とはいえ、「じゃあどうやって確認したらいいの?」と感じている人も多いかと思います。
- どうやって仕事を探したらいいのかわからない
- 今すぐ転職は怖い
- 失敗したらどうしよ
こんなふうに思っている人もいますよね。
なので、まずは「自分に合う仕事はなんなのか」を見つけていきましょう。
ここからは、私が実際に行っている「おすすめの自分に合う仕事の探し方」を紹介していきますね。
自分に合った仕事のおすすめの探し方

私が仕事を探す上で、行っている方法は3つあります。
いきなり転職と言っても自分に合わない仕事に就いてしまったら、また同じことの繰り返しです。
ゆっくりで良いので、順に試していってみましょう。
順に解説していきますね。
まずは自己診断してみる
自分に合わない仕事は人それぞれ。
他人には楽だと感じる仕事でも、自分には合わない仕事もあります。
まずは自分の中で「譲れない条件」を確認しましょう。
- 体力的に疲れない仕事
- 精神的に疲れない仕事
- 流れ作業などの、頭を使わなくてもいい仕事
- 労働条件や職場環境が整っている仕事
など、自分の中でやりたくない仕事はどんどん外していきましょう。
消去法で整理することで、自分にできそうな仕事も見えてくるので、それがあなたの適職範囲になるかもしれません。

ちなみに私は「冷暖房がない会社」は外してます。
もし、「自分で自己分析することができない」という人は、無料の「自己分析ツール」を利用してみる良いかもしれません。
私は以下の2つを利用していました。
この2つは、自分に合う仕事を診断してくれる無料ツールです。
自分の弱みや強みも教えてくれるので、職務経歴書や面接時にも役立ちます。

特にVIEWは、3分で診断できるアプリなのでおすすめです。
VIEWについて気になる人は、下記の記事を参考にしてみてください。使い方や利用した結果をまとめています。
「記事を見るのが面倒くさい」と思う人は直接アプリで診断してみてください。3分でできるのでサクッと診断できますよ。
>>VIEWアプリのダウンロードはこちら実際に働いた人の口コミが掲載されている「口コミサイト」をチェックする
会社の中の情報は求人票ではわからないので、口コミサイトを利用するのも良いですよ。
私が利用していた口コミサイトは以下の2つ。
どちらも無料です。
特に「転職会議」はたくさんの企業が掲載されているのでおすすめです。リアルな意見を聞くことができるので、会社選びに役立ちますよ。
ただし、口コミサイトの「元社員」の投稿はどうしてもデメリットが目立ちます。
あくまで参考程度に考えましょう。
転職サイトを利用する
ベストな方法は人それぞれありますが、私は転職サイトをよく利用していました。
転職サイトでは自分の悩みを相談でき、実際に求人を紹介してくれます。
でも相談なら「ハローワークで良いんじゃないの?」と思うかもしれません。
しかし現在、転職はハローワークからではなく「転職サイト」から転職する人がほとんどです。
理由は以下の5つ。
- ハローワークでは受けられないサポートを無料で受けられる
- 履歴書や職務経歴書を添削してくれる
- 面接対策をしてくれる
- 家にいながらラクに転職活動ができる
- 企業がお金を出して求人掲載しているのでブラック企業が少ない
転職サイトはハローワークよりも求人情報にかなり詳しいので、薄っぺらいアドバイスがありません。
また、上記を見て「なんでブラック企業が少ないの?」と疑問に思った人もいるかと思うので、簡単に説明します。
ハローワーク![]() | 転職サイト![]() | |
求人数 | 多い | 少ない |
利用料金 | 無料 | 無料 |
企業側の料金 | 無料で掲載できる | お金を払わなければ 求人掲載できない |
求人の質 |
ハローワークの求人は、無料でどの企業も掲載できます。
ですが、転職サイトはお金を支払わなければ求人を掲載できません。
その結果、採用にお金をかけれないブラック企業のような会社は転職サイトには求人を載せれないのです。
もっと詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。
実際に私も5回の転職のうち、3回は転職サイトから入社しました。

でも転職サイトってどのサイトを使えばいいのかわからないよ…
このサイトでは、私が実際に利用した転職サイトをランキング形式で紹介しています。
工場・製造業におすすめの転職サイトを利用していたので、参考になるかと思います。

もし、「記事を見るのが面倒だなぁ」と感じる方は、私が一番利用していたdoda
をおすすめします。

dodaは工場の求人も多く、悩みや自分に合う仕事もなんでも相談できるので良いかと。
相談だけでも利用できるので、まずは登録してみましょう。
嫌な上司との上手な付き合い方

人と関わることが少ない職種を紹介しましたが、会社によってはプライベートにまで口出ししてくる嫌な上司っていますよね。
私も嫌な上司に出会い、パワハラを受けたことがあります。
ここからは、そんな嫌な上司との上手な付き合い方を紹介していきますね。
順に解説していきますね。
愚痴や陰口に付き合わない
嫌な上司は、部下に愚痴や陰口を言う特徴があります。
上司の愚痴や陰口なんて聞いてられるもんじゃないですよね。
もし上司から愚痴を話し始めたら、話を盛り上げないように、なるべく「うなずくだけ」「無表情」を貫きと通しましょう。
すると上司は話していても楽しくなくなり、次第に落ち着いてくるはずです。
会話は必要最低限に抑える
自分にとって嫌だと感じた上司とは、仕事上で必要なこと以外は話をしないようにしましょう。
関係ない話を少しでもすると、上司は調子にのって自分の話したいことをベラベラと喋り始めます。
その結果、上司はあなたを「自分の話を聞いてくれる人」と感じ、自分の感情もぶつけてくるように。
そうならないためにも、上司との話は極力しないようにしましょう。
できるだけ距離をとる
嫌な上司とは、物理的にも距離を置くようにしましょう。
相談や質問、報告はできることならメールか電話などで対応するように。
直接顔を合わせて話すと、仕事以外の話にも繋がりかねませんので、なるべく会うことないようにしてください。
独り言のような発言にまで反応しない
上司の「疲れた~」「なんでこんなのもできないかな~」などのどうでもいい発言にまで反応しないようにしましょう。
話を聞こうと機嫌をとると、「こいつにストレスを発散しよう」と上司は調子にのります。
あなたは上司のストレス発散の場ではありません。
慣れるまで難しいかもしれませんが、明確に名前を呼ばれるまでは絶対に反応しないようにしましょう。
ちなみに私はこの方法を「反応しない練習」という本で学びました。
この本を読んで、私はだいぶストレスを感じない生活を送ることができています。
気になる方は、1度手にとってみてください。

対人関係での悩みが解消されるのでおすすめです。
他の上司とも関係を深めておく
嫌な上司とばかり付き合っていると、自分の価値観が歪んできます。
その結果、上司から嫌なことを言われても「自分が悪いからだ」と思うように。
そうならないためにも、他の上司とも意見を交わし、嫌な上司から洗脳されないようにしましょう。
まとめ

今回は「暗い人が働きやすい工場の仕事」を紹介してきました。
工場によっても、職種は様々。
自分に合う仕事を探すのは大変ですよね。
今回紹介した仕事を参考に、まずは自分に合う仕事をじっくりと考えてみてください。
1人で考えるのには限界があります。
無料で利用できる自己分析ツールや転職サイトをうまく活用して自分が楽しく働ける職場を見つけましょう。
きっと、あなたに合う仕事が見つかるはずです。
※たった3分であなたに合う仕事が見つかります。
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